5月29日はこんにゃくの日、生産量日本一の群馬県に「こんにゃくパーク」があった!
5月29日は、こんにゃくの日です。
5・2・9が「こんにゃく」のごろ合わせ(かなり苦しいですが)となることと、こんにゃくの原料となる種芋の植え付けが、この時期に行われるためで、1989年に全国こんにゃく協同組合連合会が発表しました。
そこでこんにゃくゼリーなどを味わいつつ、こんにゃくに関する豆知識を紹介したいと思います。
誰が発明したの?
「最初にナマコを食べた人はすごい」「納豆を食べた人は勇気がある」などといいます。
でも芋をすりおろして植物の灰を混ぜた後、煮て固めるなんて、こんにゃくを作った人もかなりの工夫屋だったはず。
こんにゃく芋の原産地は東南アジアですが、こんにゃくが生まれたのは今の中国で、日本には仏教などとともに飛鳥時代(6世紀頃)に伝わったようです。
ただし寒さや傷に弱い種芋を育てるのが難しかったことや、先に書いたようにこんにゃくへの加工にも手間がかかることから、当初は高級食品でした。
しかし江戸時代に水戸藩(今の茨城県)の中島藤右衛門が、こんにゃく芋を粉にして保存する方法を見つけたことで、一般にも広く普及し始めました。
水分が90%以上
こんにゃくは、水分が90%以上を占めており、ほかはコンニャクマンナン(グルコマンナン)と呼ばれる成分からできています。
このコンニャクマンナンはカロリーがゼロの上、水分を含んで膨らむことなどもあって、こんにゃくがダイエットに用いられる大きな原因となっています。
また昔からこんにゃくには、「お腹の砂下ろし」のように、悪いものを追い出す作用があるとされてきた食材で、最近の研究によると、アレルギー症状の軽減や美肌効果などもあるようです。
群馬県が9割以上
農林水産省や業界団体などの発表によると、平成27年度の全国におけるこんにゃく芋の生産量は、約6万1300トン。
昭和60年代末から平成ひと桁頃には10万トンを超えた年もありましたが、ここ10年くらいは6万トンを挟んで横ばいの状況です。
都道府県別の生産量では、群馬県が圧倒的に多く、9割以上を生産しています。以下、栃木県、埼玉県、茨城県などが続きます。
無料バイキングも
この群馬県にあるのが「こんにゃくパーク」です。
こんにゃくなどの製造を手掛けるヨコオデイリーフーズが運営するもので、同社の工場見学ができるほか、こんにゃく作りの体験コーナー、こんにゃくを食材とした無料バイキング、500円でこんにゃく詰め放題があるお土産コーナーなどがあります。
【こんにゃくパーク概要】
場所:群馬県甘楽郡甘楽町
定休日:なし
営業時間:9:00~18:00
公式サイト:http://konnyaku-park.com/
料金:入場料は無料、ただし一部の施設は有料
クールジャパンで和食の良さをアピールしていますが、以前からヘルシーな食材として有名だったのがこんにゃくです。
今晩のおかずに、こんにゃくを使った料理などいかがでしょうか。
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