ネッシーは実在するのかしないのか!?その正体について調べてみた!(ネッシーの日6/9)

ネッシーは実在するのかしないのか!?その正体について調べてみた!(ネッシーの日6/9)

「ネッシー」と聞いて「うわーなつい!」「いたいたそんなの」と思ったアナタ。立派なおっさ…いえ、団塊Jr.世代から上下をちょっと行ったり来たりの世代のはずです。

ネッシー、イエティ、ツチノコ…学習雑誌に描かれた想像図を見たりエピソードを読むたびにワクワクしていたあの頃。中でも「ネッシー」はテレビでも探索特番が幾度となく放送されたりしたので、未確認生命体に興味がなくてもその名前を記憶している人は多いかと思われます。

近年の未確認生命体と言えばUMAと称され、南米のチュパカブラやカナダのオゴポゴ、南極ニンゲンなどがメジャーですが、そういえば「ネッシー」の名前はあまり聞かれなくなりました。

当時世界中を沸かせたネッシーはどうなっているのでしょうか?

目次

ネッシーとは?

ネッシーはイギリススコットランドのネス湖で発見された未確認動物で、正式名称を「ロッホ・ネス・モンスター(ネス湖の怪獣)」と言います。

ネッシーの発見記録は意外に古くなんと西暦565年。アイルランド出身の聖職者の伝記の中で登場しているのが一番古い発見報告との事です。

ネス湖のネッシーの目撃者はその後も報告され、語り継がれ、1900年代に入り写真や映像などの記録媒体の発達によりネッシーを撮影した写真がいくつも公表されはじめてきました。

写真や目撃証言によるネッシーの姿形は恐竜時代の大型水棲爬虫類や首長竜などに例えられる事が多く、イメージがしやすかったというのも世界中に広まった一因と言えましょう。

しかし数多く残されている写真のほとんどは違う動物の見間違い、船が通った跡、流木、波動などの自然現象の誤認ばかりで、肝心のネッシーを映した写真は数えるだったとの事です。いわゆる「ヤナギのオバケ」というやつですね。

ネッシーブームの終焉となった事件

ネッシーの写真で有名なものがあります。水面から首をもたげ、悠々と泳ぐネッシーの写真。その姿は古代を生きた恐竜そのものの姿で、この写真がネス湖にネッシーが存在すると言う事を裏付ける決定的な写真でした。

この写真を撮影したのはロンドンの医師、ロバート・ケネス・ウィルソン氏で、彼は鳥の写真を鳥に行った際にネッシーと遭遇し、手に持っていたカメラで撮影したと証言しています。この写真は新聞のトップでも扱われ当時かなりのセンセーショナルを巻き起こしました。しかし1993年、この写真がトリックだったと明かした人物がいました。

クリスチャン・バーグという人は自分の死ぬ間際、世界的に有名なネッシーの写真は、おもちゃの潜水艦に30㎝のネッシーの首の模型を付けそれを撮影したものを、当時医師という立場で信頼のあったウィルソン医師に偽証を頼んだというからくりだったのです。つまり死ぬ間際に「ごめwwwwあれフェイクwwwうそんこの写真www」と仕掛け人がネタばらしをしてしまったのです。

クリスチャン・スパーリング氏が死に間際に発言したこの「ネタばらし」により、世界中が「なーんだ」とネッシーから興味をなくした感は否めません。

しかしネッシーの夢をあきらめていない人達は多く、数年に一度はソナーを使って湖を探索しているという話です。UMAマニアの探究心はハンパないですね!

日本の「ネッシー」たち

日本にもネッシーの亜種が存在します。亜種というのはネーミングの意味での亜種で、ネス湖のネッシーにちなみ、○○シーという名前が付けられています。

屈斜路湖のクッシー

1972年以降北海道の屈斜路湖で目撃されている「細長いネッシーのような生き物」で、クッシーという愛称で親しまれています。

2000年以降は目撃証言が止んでおり話題に上らなくなって久しいですが、屈斜路湖は酸性のカルデラ湖の為、例えば首長竜が生きながらえていたとしてもエサとなる魚類が乏しい事から、巨大なイトウやアメマスの見間違いだとも言われています。
屈斜路湖の湖畔にはクッシーの模型があり一緒に記念撮影ができるようになっているので、現地に訪れたらぜひ撮影してみてください。

池田湖のイッシー

池田湖のイッシーは1961年頃から目撃情報のある鹿児島県指宿市の池田湖に棲む怪獣です。

イッシーはクッシーよりも目撃情報や写真、ビデオ画像などが残されており、存在が有力視されているUMAです。

その姿は黒いコブのようなものが移動していたというものが多く、実際はオオウナギではないかと言われています。湖の守り神ともされているため捕獲するという輩は観光協会が阻止するという話だそうです。

湖の神さまならば存在してても十分不思議ではないですね。もちろん池田湖にもイッシーの模型があるので記念撮影が楽しめます。

ネス湖のネッシーにしろ、他のUMAにしろ「いない」と頭から決めつけるよりは「いるかも」と思っていた方がロマンがあっていいじゃないかと思います。見えないものを見てみたい、いないはずのものを探したい、プラスアルファな探究心はきっと生活に潤いを与えてくれますよ♪

そうそう、そういえばネス湖にもネッシーの模型があるそうです。考える事は国を違えても一緒なんですね。

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