甘酸っぱいブルーベリーは夏の果物。味覚狩りとしては少々地味ですが、実は意外にブルーベリー狩りで盛り上がっているスポットが、手近にあるんです! 旬な◯◯狩りにはいつも目を光らせているオコシですが、ちょっと意外な(?)関東のブルーベリー狩り推しのエリアを調べました。
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30近くの農園がある東京都練馬区
東京23区の農業大国・練馬区では、区を上げてブルーベリー観光農園を盛り上げています。2015年の実績では、なんと区内29の農園でブルーベリー摘み取り体験が開催されました!
そのひとつ、加藤果樹園さんでは、12種類のブルーベリー、352本の木を減農薬で育てています。
http://berry-world-kato.jimdo.com/
23区内で、こんなにフルーツ狩りが盛んな地域があるとは驚きです。スイーツ店など、区内の飲食店も巻き込んで盛り上がっている模様。2016年の情報は7月に公開予定だとか。観光協会のホームページを要チェックです!
http://www.nerima-kanko.jp/blueberry
●期間(2015年の情報)
7~9月
●料金
全園共通 100グラム200円(2015年)
東京都世田谷区で手軽なブルーベリー狩りを
世田谷区も都内では見逃せないブルーベリー狩りスポットです。世田谷区は、23区では練馬区に次いで農業がさかんな区なのです。
区のホームページには、「ブルーベリーつみとり」ができるスポットとして、5カ所の観光農園が紹介されています。
うち、宍戸農園は京王線の千歳烏山駅から徒歩5分、植松農園は八幡山駅から徒歩15分という好アクセス! どちらも、昨年は7~8月の木・日曜日に開園されました(植松農園は8月25日まで)。
詳しくは世田谷区ホームページをチェック!
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/101/116/302/304/d00127225.html
●期間(2015年の情報)
7~8月
●料金
100グラム250円
千葉県木更津市ではブルーベリー文化圏(?)が形成
「木更津観光ブルーベリー園協議会」に加入する農園が6軒。元農協職員でエザワフルーツランドさんの江澤貞雄さんが企画し、各園が適切に栽培できるよう、アドバイスしています。
エザワフルーツランドさんは、約6ヘクタールの敷地を持つ巨大な観光農園。30品種・1500本のブルーベリーが栽培されています。時間無制限、食べ放題のブルーベリー狩りを満喫しましょう!
●期間
7月16日開園予定
●料金
大人1000円(園内食べ放題。持ち帰りは別途)
ブルーベリー日本一の埼玉県美里町
埼玉県の北西部、本庄市と深谷市に挟まれた美里町。町のゆるキャラ「ミムリン(美夢里)」は、なんと頭と胴体がブルーベリーの鳥(だと思います)なんです! また、ふるさと納税の商品にもブルーベリーの生果やブルーベリージュース(現在は対象外)などがラインアップされています。
それもそのはず、美里町はブルーベリーの植栽面積が日本一なんです! 市内約30箇所の農園でブルーベリー狩りが楽しめます。
●時期
早生種:6月中旬~7月中旬
晩生種:7月上旬~9月上旬
●料金
入園料 300円+摘み取り料(詳しくは下記へ)
http://www.misato-kanko.com/spot/spottag/orchard/
ブルーベリーの意外なメッカ?? 神奈川県横浜市
関東のブルーベリー狩りを調べてみると、意外に農園が多かったのが横浜市です。
無肥料・無農薬栽培のよこはまあさひブルーベリーの森さん、
700本30種を栽培するマルイファームさん、
20種のブルーベリーのほか年間30品目の果物・野菜を収穫するユアーズガーデンさん、
港北区で無農薬栽培する森農園さん、
緑区にあり梨狩りもイチオシのかじや園さん、
園内の花々もかわいらしい緑山ハーブガーデン ナチュラパス
など。
個性豊かな観光農園で、味覚狩りを楽しんではいかがでしょうか。
●時期
7月~9月(農園による)
●料金
各農園へお問い合わせ
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