「日本酒の真実」日本酒ってなに?苦手だった日本酒が飲めるようになった経緯

「日本酒の真実」日本酒ってなに?苦手だった日本酒が飲めるようになった経緯

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苦手だった日本酒

私は若い頃日本酒がとても苦手でした。1合なんてトンデモナイ。お猪口で1杯2杯で頭が痛くなってしまってたんです。ですから、周囲からは「お酒が飲めない」と思われてましたし、私自身もそう思っていました。

友人らと居酒屋へ行くと大概レモンサワーとかライムサワーを頼んでたのですが、それも1杯か2杯で頭が痛くなってくるので、日本酒は苦手‥というより、お酒が苦手なんだと、周囲も私自身も思ってました。

でも、色々とお酒の席に行く機会が増えて、飲めるお酒もあるとわかったのです。

この記事に関連した内容になります。

私が飲めるお酒

ウィスキーとかブランデーは何故か飲めました。ウォッカもテキーラも飲めました。大酒のみではありませんが、水割りで10杯くらいは飲んで、気分よく酔って、翌日に残る事も無かったのです。

この辺の話はまた別の機会にするとして、何故日本酒が飲めないのか、色々なお酒に触れるうちにだんだん分かるようになってきました。

飲めない日本酒と飲める日本酒

そして、日本酒にも飲める日本酒と飲めない日本酒がある事がわかりました。それは‥

純米酒なら美味しく飲めたのです。1合、2合、3合‥そこそこ飲みましたが、頭痛もなく翌日に残る事もありませんでした。

そのキッカケは‥

新潟出かけた時、地元の方に地元のお酒を頂きまして、それが「越乃寒梅」でした。内心「日本酒ニガテなんだよな‥」と思いつつ、なかなか手に入らない越乃寒梅という事でしたし、せっかくの頂き物でしたので少し口をつける程度に頂いたのですが、これが美味しかったのです!「あれ?飲める‥。美味しいじゃん!」と、かなり感動しました。

その時、「実は、日本酒は苦手なんだけど、越乃寒梅なら飲める。」という話をしたら、その地元の方が教えてくれました。

「越乃寒梅だって東京で売ってるやつは駄目だよ。本当の越乃寒梅は酒蔵から出る前に売り切れてるからね。」と。その時まで日本酒はどれも同じだと思ってたので驚きました。

東京で売ってる全ての越乃寒梅がそうだというわけでは無いのですが、同じ越乃寒梅でも純米酒と純米では無いお酒があると、その時初めて教えてもらいました。

日本酒が飲めなかった理由

日本酒といえば、「水と米と米麹から造る醸造酒」の事だと思ってたのですが、実は醸造アルコールが添加されている日本酒があり、そしてそっちの方が多く出回っているのが実情だったのです。

現在殆どの醸造アルコールは輸入されていて、その原材料は殆どが「サトウキビから砂糖を作る際の副産物である廃糖蜜」です。

それが分かってから、廃糖蜜を避けるようになりました。ただ日本の法律では、蒸留を繰り返してアルコール度数を高めた高濃度の醸造アルコール(スピリッツ)は、原材料の表記はしなくても良いことになっているので、実際は醸造アルコールが添加されたお酒を避ける、スピリッツと書かれた混成酒やリキュールは避けるようにしています。飲めませんから。せっかく幸せになろうと思ってお酒を飲むのに、大変な不幸に見舞われてしまいますから。

お酒の楽しみ方

お酒の楽しみ方は人それぞれです。居酒屋で梅サワーを楽しめる人は良いのですが、殆どの甲類焼酎が飲めない私は、お酒の種類を限定して飲むようにしています。でも、それでもサントリーウィスキーだと思って「角」を頼んだら実は「混成酒」で、醸造アルコールが混ざってた‥なんてこともあるので、お酒を楽しむ時は注意が必要で苦労しています。ウィスキーならけっこう飲めるのに変だな‥と気付かなかったこともありました。

私のような酒飲みの参考になれば幸いですので、関連する記事も紹介しておきます。

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