東京23区内のあじさい名所! 江戸風情あふれる梅雨のお花見スポット

東京23区内のあじさい名所! 江戸風情あふれる梅雨のお花見スポット

梅雨入り間近の関東地方、この季節ならではのお楽しみが「あじさい」です。とても身近な花ですが、たくさんある品種を近くでじっと見比べたり、遠くから花畑のような景色を眺めたり、ちょっと見方を変えてみると新たな魅力に気づくかもしれません。

数ある関東・東京の名所の中でも、今回は特に「江戸風情」に着目しました。江戸、東京の情緒あふれる風景や土地柄のあるスポットをセレクトしています。

目次

飛鳥山

飛鳥山

JR王子駅を降りてすぐ、徳川吉宗が行楽地として整備したという飛鳥山。日本で初めて「公園」に制定されたという歴史ある丘、は上らずに、JR京浜東北線の上中里駅方面に線路沿いの道路を歩いていきます。

「飛鳥の小径」と名づけられた風情ある路地です。500mあまりにわたって、色とりどりのアジサイが咲き競っています。

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6月1日時点の写真です。もう、今が見ごろですね!!

●飛鳥の小径(飛鳥山公園付近)

住所:東京都北区王子1-1-3(飛鳥山公園)

アクセス:JR王子駅下車すぐ

白山神社(文京あじさいまつり  6/11~19)

3000株ものあじさいが、白山神社から白山公園にかけて咲きそろいます。6月11日(土)~19日(日)には、「文京あじさいまつり」が開催。期間中は、普段は入れない「富士塚」が公開され(9~17時)、あじさいでいっぱいになった境内を散策することができます。

期間中の土日には、模擬店やコンサートが開かれ、大いににぎわいます。白山神社は歯痛止めによいと信じられており、12日と19日の日曜日には「歯ブラシ供養」というユニークな神事も行われます。

文京あじさいまつりは、3分休憩でも以前お伝えした「文京つつじまつり(根津神社つつじ苑で「文京つつじまつり」開幕! 2016年見ごろと最新開花情報・アクセス方法)」とならぶ「文京5大まつり」のひとつです。

●白山神社

住所:東京都文京区白山5?31?26

アクセス:都営地下鉄三田線白山駅より徒歩3分、東京メトロ南北線本駒込駅より徒歩5分

浅草酉の寺 長國寺(いきいきあじさい祭り 6/18・19)

浅草寺の裏手から北側に出て、今も芸者衆が通りを歩く「観音裏」エリアを抜けると長國寺。6月18日(土)、19日(日)に「いきいきあじさい祭り」が開催されます。

竹の吊りかごに入った「篭あじさい」が1鉢1500円から。「あじさいのお花見」と言われるほど、多品種のあじさい(昨年は100種類!)が、各地から集まってきます。

期間中には、夏バテ予防によいという「薬膳キュウリ汁」が無料でいただけます。屋台も出て、境内は大変華やかな雰囲気に。かわいらしい「あじさい守」500円は、ぜひ持ち帰りたいところです。

●浅草酉の寺 長國寺

住所:東京都台東区千束3-19-6

アクセス:東京メトロ日比谷線 入谷駅・三ノ輪駅より徒歩10分

浜離宮恩賜庭園

江戸時代は将軍家の別邸、明治に入ってからは皇室の離宮となった浜離宮。今も、壮大な大名庭園が残されています。

6月上旬から下旬にかけて、あじさいが美しい季節。高さ2mもある「スミダノハナビ」など珍しい種類のあじさいも咲きます。

●浜離宮恩賜庭園

住所:東京都中央区浜離宮庭園

アクセス:汐留駅、新橋駅、浜松町駅などから徒歩

向島百花園

東京の新たなランドマークとなった東京スカイツリーのほど近く、墨田区の向島百花園では、約13種類のあじさいを鑑賞できます。日本に古くからある「ガクアジサイ」や「ヤマアジサイ」「ミナズキ」など、6月には品種の異なるあじさいが、次々と咲いていきます。

6月18日(土)・7月23日(土) には、植物研究家が園内をガイドしてくれる「野草ウォッチング~夏~」を開催。

●向島百花園

住所:東京都墨田区東向島3

アクセス:東武スカイツリーライン東向島駅から徒歩8分、京成電鉄押上線京成曳舟駅から徒歩13分

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