【歴史人物生存説を大検証!】巨漢の御曹司、九州へ(中編)
【歴史人物生存説を大検証!】前編の源義経がチンギス・ハーンになったという説は、スケールは非常に大きいものの実現性の点からほぼ不可能だということが分かりました。 では次に、義経生存説に勝るとも劣らないほど有名な「豊臣秀頼生存説」を検証していきたいと思います。 これもたびたび言われていることですね。1615年の大坂夏の陣に敗れた豊臣ですが、秀頼と淀殿、そして真田幸村は大坂城の秘密通路から脱出しその後も […]
3分休憩 ちょっとしたスキマ時間、ふとした瞬間にフッと笑える、そんな3分間をお届けします。
【歴史人物生存説を大検証!】前編の源義経がチンギス・ハーンになったという説は、スケールは非常に大きいものの実現性の点からほぼ不可能だということが分かりました。 では次に、義経生存説に勝るとも劣らないほど有名な「豊臣秀頼生存説」を検証していきたいと思います。 これもたびたび言われていることですね。1615年の大坂夏の陣に敗れた豊臣ですが、秀頼と淀殿、そして真田幸村は大坂城の秘密通路から脱出しその後も […]
歴史は「生存説」に満ち溢れています。 日本史上、悲劇的な最期を遂げた人物というのは数多くいます。極めて優秀だったにもかかわらず、何かしらの理由で殺されてしまったというタイプの人物です。ところが後世の人々は、「彼は実は生き延びていた」「死んだはずの○○を、俺は見たことある」と言い立てて文学作品やお芝居まで作ってしまいます。 さて、これらの生存説は一つの仮説として成立するのでしょうか? もちろんこれら […]
前編・中編に続き、最終話! 豊臣秀吉が徳川家康を配下に置いたことで、その他の大名は次第に秀吉に従うことを余儀なくされます。 それはまさに「利益確定」で、特にこれから伸び盛りの大名にとっては屈辱以外の何物でもありません。ですが一方で、秀吉に降ることで大きな利益を手にする者も現れました。 その一人が、肥前の大名龍造寺家に使える鍋島信生という男でした。 鍋島の下克上 豊臣秀吉が全国の諸大名を自らの配下に […]
天下統一を目論む豊臣秀吉は、戦術では決して勝てない徳川家康を策略により屈服させます。(前編をまだの方はこちらから) この時期から、時代の流れは一気に秀吉の有利な方向へ傾きます。もし秀吉が手品のような策略の手腕を発揮していなければ、史実よりももっと早く徳川の世が来たかもしれません。ですがこの時の神は、秀吉に全面協力しました。 そして今まで功績を上げてきた勇猛果敢な荒武者は影が薄くなり、代わりに冷静な […]
こんにちわ、「戦う青色申告者」澤田真一です。 今回は豊臣秀吉の話をします。この人物は言わずもがな、日本史上最も劇的なサクセスストーリーを持つ人物。氏素性のない百姓からのし上がって天下人になったという経歴は、テレビでも幾度となくドラマ化されています。 今回はその秀吉が天下人となる過程で発生した、諸大名との陰謀合戦について書かせていただきます。 「上洛」の意味 大河ドラマ『真田丸』は、日本人に「新しい […]
【戦下手の魔王】後編!まだ前編・中編と見ていない方はこちらからどうぞ! 【戦下手の魔王】信長は凡将だった(前編) 【戦下手の魔王】一夜城の奇跡(中編) 織田信長の基本戦術は「敵の目の前で戦争建築物を造る」ということ。豊臣秀吉にも受け継がれた「一夜城」が、その代表例です。 それには、強大な財力を必要とします。優秀な職人を常に抱え、いつ何時どこへでも派遣できるような体制を整えなければなりません。 で […]
シリーズ【戦下手の魔王】第二弾!第一弾「信長は凡将だった(前編)」見ていない方はこちらから! さて、織田信長は決して屈強な武人というわけでもなく、かといって優秀な軍略家でもありませんでした。 現に信長は、負け戦の多い戦国大名です。浅井長政には何とか勝つことができたものの、武田信玄や上杉謙信にはまるで歯が立ちません。 ですがそんな「戦下手の魔王」が、まるで栄養を吸ったアメーバのように領土を拡大してい […]
こんにちは、「戦う青色申告者」こと澤田真一です。 今回から始まる連載は、日本史最大の英雄織田信長について。この人物の名を知らない日本人はまずいません。彼は現代に至るまで「日本人のヒーロー」です。中には藤沢周平のように「信長ぎらい」を公言する人もいますが、少なくとも21世紀のゲーム業界は信長なしにはやっていけません。あ、別に澤田はコーエーの社員じゃないですよ(笑)。 何だかんだで、信長は後世の人々に […]