東京都内の桜の花見2大名所上野 VS 浅草が七番勝負2016! 混雑、歴史、アクセスなどで比較した結果
こんにちは。旅を愛するオコシです。
 
上野と浅草は、同じ台東区でありながら、異なる文化圏を持ち、観光客の人気を分けあいます。
共通しているのは、どちらも桜の名所として名高いこと。上野恩賜公園と隅田公園(台東区側。隅田公園は隅田川を挟んで向島方面の墨田区側と浅草方面の台東区側があります)が有名です。
 
3分休憩は、2つの公園を中心に、上野と浅草の桜を七番勝負で比較。
明確なデータと独断と偏見で評価すると、一進一退の戦いに!!

1.桜の木の本数

上野:1200本
浅草:640本
結果は上野の勝ち!
 
上野恩賜公園と隅田公園(台東区側)を比べると、ダブルスコア近い大差が付きました。それぞれ、公園の他にも名所はありますが、数では上野の勝利と言ってよいでしょう。
 
何しろ、上野恩賜公園には52種類もの桜が植えられています(上野公園桜マップより)。定番のソメイヨシノや大島桜、山桜、里桜など実に多彩です。
 
浅草の隅田公園もソメイヨシノだけではありません。大寒桜はもう咲いています。
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写真:3分休憩

2.お花見イベント(桜まつり、ライトアップ)

うえの桜まつり:2016年3月19日~4月10日
隅田公園桜まつり:2016年3月20日~4月10日
結果は引き分け!
 
上野公園、浅草の隅田公園、どちらも夜間はライトアップされ、お花見もOK。
 
●上野公園
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写真:台東区提供
 
●隅田公園(浅草)
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写真:台東区提供
 
ここは両者ともに充実していると言うことで痛み分けです。 

3.人出・混雑

結果:ノーコンテスト
 
どちらも明確な数字は不明。上野は1日数十万人とも言われ、お花見の席取りが大変なことで知られています。
 
●上野
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写真:台東区提供
 
●浅草・隅田公園
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 写真:台東区提供
 
隅田公園は、比較的お花見の席が取りやすいという説もありますが、浅草は、浅草寺にお参りする観光客で、そもそもの人出がハンパではありません(年間3000万人!)。
 
ここは、ノーコンテスト=無効試合が適切でしょう。 

4.歴史・由来

上野:およそ400年前、寛永寺を創建した天海僧正が吉野の桜を移植したのが始まり
浅草:隅田公園向島側の桜並木は8代将軍徳川吉宗公が植樹
 
結果は上野の勝ち!
 
上野の桜は江戸初期が起源で、長く桜の名所として愛されてきました。
一方、隅田公園も「暴れん坊将軍」の吉宗公が起源とされ、長い歴史があります。とはいえ、それは対岸の向島(墨田区)側なのです。
 
もっとも、ソメイヨシノは江戸後期から明治に生まれた品種なので、ほとんどは後から植樹されたものです。

浅草側から物言い!

ここまで、上野が2勝1分け(1無効)でリード! このまま上野が逃げ切るかと思いきや、ここで浅草側から物言い!
 
「我々には特別公開される伝法院しだれ桜がある」
 
伝法院は、都内最古の寺院・浅草寺の本坊。お坊さんが住んで、修行などもしているところです。
 
ふだんは固く門が閉ざされ、関係者以外入ることはできないのですが、3月18日から5月9日まで特別公開されます。
「伝法院庭園特別拝観と大絵馬寺宝展」というイベントで、目玉のひとつが、立派なしだれ桜なのです。
 
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写真:台東区提供
 
小堀遠州作の日本庭園は、浅草寺五重塔、現在は東京スカイツリーが借景となり見事の一言。例年3月末には、しだれ桜が風情豊かな庭園に華を添えます。
 
ここは、「特別公開」のレア感を評価し、行司差し違えで(判定をくつがえし)浅草の勝利とします!!
 
これで、1勝1敗1分のタイ!! 

5.見頃、開花時期

上野:開花3月20日~4月10日ごろ、見頃は3月末
浅草:開花3月20日~4月10日ごろ、見頃は3月末
結果は引き分け!
 
これだけ白熱してくると、勝敗の付けるのがつらくなってきます。
 
正直に言えば、上野と浅草、どちらかに勝敗を付けるとカドが立つので、3分休憩も引き分けが一番いいんです。
 
はっきりいって、開花期は同じ。当たり前です。上野と浅草は5kmと離れていないのですから。
 
今年は、桜の開花が例年よりやや早めだそうで、気象予報大手の日本気象協会、ウェザーニューズは、東京は3月21日に開花と予想。ウェザーマップは3月18日です。
 

6.名所、スポット

上野:桜通り、不忍池、寛永寺
浅草:隅田公園、屋形船、浅草寺
結果は
下の写真は、台東区観光課からお借りした上野と浅草を彩る桜の写真です。
ご覧ください。台東区が誇る桜の名所の数々を。
 
●上野公園・不忍池
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写真:台東区提供
 
● 上野・五重塔
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写真:台東区提供
 
●上野・寛永寺と
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写真:台東区提供
 
●浅草・隅田公園から東京スカイツリーを望む
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写真:台東区提供
 
●浅草・隅田公園の遊具から桜をのぞく
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写真:台東区提供
 
●浅草・隅田川からも
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写真:台東区提供
 
うーん。
 
甲乙つけがたいですが、引き分けばかりでは、今度は読者の皆様に叱られてしまいます。
ここは、3分休憩編集部の独断と偏見で、勝敗を付けさせていただきましょう。
 
結果は浅草の勝利!
 
どちらも、写真を見てるだけでも行きたくなる美しさです。
本当は、優劣なんて付けられませんが、3分休憩は浅草のダイナミックさを買いました。
あくまで独断と偏見なので悪しからず。

7.アクセス

上野駅:JR山手線・東北本線・京浜東北線・上野東京ライン・常磐線・高崎線・東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線、東京メトロ銀座線・日比谷線・京成本線
浅草駅:東武スカイツリーライン、東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、つくばエクスプレス
 
結果は上野の勝ち!
 
上野公園、隅田公園ともに、最寄駅から徒歩5分以内の好立地。では、多方面から駅へのアクセスというと、ターミナル駅の上野に軍配が上がります。都心からも上野のほうが近いですし、これは明確な基準で評価できますね。
 
ということで、ここまでの勝敗は以下の通り。
 
1.桜の木の本数:○上野×●浅草
2.お花見イベント(桜まつり、ライトアップ):△上野×△浅草
3.人出・混雑:ノーコンテスト
4.歴史・由来:●上野×○浅草(判定逆転)
5.見頃、開花時期:△上野×△浅草
6.名所、スポット:●上野×○浅草
7.アクセス:○上野×●浅草
 
戦績は2勝2敗2分け(1無効)の引き分けでした!
 
めでたし、めでたし
 
のはずが・・・・・・

上野から物言い!!!

最後の最後に上野の物言い返しです。
もうひとつ、大事な勝敗の基準があります。
 
「知名度で白黒つけようじゃないか!!」
 
しかし、知名度を明確に判断するのは難しいので、結局無効になるのでは・・・・・・
 
「検索数を見ればいい」
 
なるほど。確かに明確な数値の違いが現れそうです。
Googleでキーワード検索すると、結果の画面に、キーワードに対してヒットしたページの数が表示されます。
 
試しに、「上野」と「浅草」で検索してみます。
 
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上野3,900万件に対し浅草は2,580万件。上野が上回ってはいますが、さすが街の知名度はどちらも絶大です。
 
これはいい勝負になるのでは? と思い「上野 桜」と「浅草 桜」で検索してみたところ・・・・・・。
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「上野 桜」が2,340万件に対し、「浅草 桜」は49万9,000件。
 
結果は上野の圧勝!!
 
トータルの勝敗は
 
上野の3勝2敗2分け(1無効)
 
となりました!!!

まとめ

台東区には、年間4,500万人もの観光客がやってきます。上野と浅草の桜は、多くの人を惹きつける名物です。
 
文中でもお伝えしたとおり、編集部の主観も、大人の事情も加味して勝敗を付けましたが、その素晴らしさに優劣はつけられないというのが、本当の気持ちです。
 
上野と浅草は東京メトロ銀座線で5分。バスもありますし、歩いたって30分くらいです。
 
ぜひ、2016年の春を、上野と浅草、両方の桜めぐりで満喫してはいかがでしょうか?