ブラックコーヒー‥には、砂糖ありと砂糖なしがあるって知ってた?

ブラックコーヒー‥には、砂糖ありと砂糖なしがあるって知ってた?

ブラックコーヒーと聞いてどんなコーヒーをイメージします?ミルクもお砂糖も入っていないコーヒーだけの飲み物と思う人が多いかも知れませんが、実はちょっと違うんです。

目次

ブラックコーヒーとは

ブラックコーヒーとはその名の通り、黒いコーヒーのこと。つまりミルクが入っていないコーヒーのことを指します。実は、ブラックコーヒーとしては、お砂糖が入っている入っていないは関係が無いのです。

映画のセリフ

最近、友人に勧められて「ムーン・フォール」という映画を観ました。題名の通り月が落ちてくる、その月は実は人工物で・・・というSFパニック・スリラーとでも言うのか、なかなか面白い映画でした。

その映画の冒頭から11分を過ぎたあたり、ある女性が別の女性にコーヒーを渡しながら「Black, two sugar」と言っています。つまり「ハイ、ブラックコーヒー、お砂糖2つよ」と言っているわけです。でも日本語訳では「コーヒー 砂糖2つ」と書かれてました。これは、ブラックコーヒーとは何も入っていないコーヒーという認識を持つ日本人が多いから、混乱を招かないようにその様に訳したのかな?と推測しました。映画の本筋とは関係ないですからね。

また別の映画の話ですが、ブラックコーヒーを頼む時に「Black, without sugar(ブラック、砂糖なしで)」と言うシーンがあったりして、ブラックコーヒーを頼む時に、お砂糖をどうするか明確にする場面がけっこうあります。

砂糖入りのブラックコーヒー

つまり、本来ブラックコーヒーにはお砂糖入りとお砂糖なしがあるという事なのです。

お砂糖にはコーヒーの持つ酸味を緩和する働きがあります。コーヒーの苦みを好む人、楽しみたい人は、お砂糖の量を調整することで酸味を抑えた苦みを楽しめるコーヒーにすることができるのです。

コーヒーフレーバー

コーヒーの味や香りのことを総じてフレーバーと言います。実はコーヒーフレーバーには本当に沢山あって、それを話し出すとキリが無いのですが、ここでは分かりやすい2大フレーバーとも言えそうな「酸味」と「苦味」についてお伝えしたいと思います。

極々簡単に説明すると、酸味を抑えたい時はお砂糖を入れ、苦味を抑えたい時はミルクを入れます。つまり、コーヒーの酸味を楽しみたいならミルクを入れてお砂糖は入れず、反対に苦味を楽しみたい時はお砂糖を入れてミルクを入れないようにすると良いのです。

コーヒーに砂糖とミルク

最近は健康志向からお砂糖の使用を避ける人も増えているようですが、自分好みの珈琲の味を楽しむには、少しのお砂糖が良い味方になってくれます。

ですから、コーヒーを一口飲んでみて苦味も酸味も強いな‥と感じたら、お砂糖とミルクを調整しながら両方使って味を調整するのは、とても良い方法なのです。と言うか、コーヒーにとってのお砂糖とミルクは、そういう存在だと思っても良いものなのです。

まとめ

あまり堅苦しく考えなくても良いですが、「コーヒーいる?」と聞かれて、何も入れて欲しくないなら「ブラックで、お砂糖はいらない」もしくは「ストレートで」と言うのが本来の答え方、という事になります。

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