こんにちは。3分休けい食事担当のオコシです。
いま、ラーメンとラーメンマンを愛する男の中の男に、ぜひ参戦してほしいスタンプラリーがあります。新京成電鉄の第7弾「ラーメン得々スタンプラリー」。名店のラーメンを食べて、ラーメンマンのどんぶりがもらえる、2度おいしいスタンプラリーです。
まずは、我らがヒーロー、ラーメンマンの魅力を思い出してみましょう。「ラーメンマン…よく知らない」という方は(いないと思いますが)、こちらの[まとめ買い] キン肉マン (1-25)kindle版をどうぞ。
目次
強くて優しいラーメンマン
今なお男を魅了するスター
ラーメンマンは、言わずとしれた名作「キン肉マン」の主要キャラです。シングルマッチの戦績は以下の通り(モンゴルマン含む)。
○ラーメンマン × ?ブロッケンマン●
●ラーメンマン × キン肉マン○
●ラーメンマン × テリーマン○
○ラーメンマン × ブロッケンJr.●
●ラーメンマン × ウォーズマン○
○モンゴルマン × ミスターカーメン●
○モンゴルマン × スプリングマン●
○ラーメンマン × モーターマン●
○ラーメンマン × バイクマン●
△ラーメンマン × プリズマン△
10戦して6勝3敗1分という成績です。
ブロッケンマンを、必殺のキャメルクラッチで真っ二つにした驚愕のデビュー! 後に友情パワーでキン肉マンを助けるラーメンマンも、最初は「残虐超人」キャラでしたね。
ちなみにテレビアニメでは、ブロッケンマンをラーメンにして食べちゃいます。どちらにしても、子ども心に衝撃的なシーンでした。
第2回超人オリンピックでは、ブロッケンマンの息子であるブロッケンJr.と闘い、力の差を見せつけて勝ちます。そのときの名言がこれ。
非常な勝負に生きる男の優しさに、全国の少年が心を震わせた瞬間でした。
敗北は3回。主人公のキン肉マンに負けたのは、マンガですから仕方ないですね。テリーマン戦は反則負けで、実力ではラーメンマンが上と言ってもよいでしょう。
ウォーズマン戦では再起不能レベルの致命傷を負います。負けたことになっていますが、棺桶デスマッチ(相手を棺桶に放り込んだら勝ち)の試合開始直後にこんなシーンがあります。
中略……
こんなのずるい! ラーメンマンファンとしては、これ、勝ってますよね? ウォーズマン、ちゃんと棺桶に入ってますよね? ということで、
正しい戦績は10戦で7勝2敗1分
です。
そんなラーメンマンですが、ゆでたまご先生はトークイベントで「捨てキャラにしようとしてた」と発言しているようです(ログミー「ラーメンマンは捨てキャラだった」ゆでたまご・嶋田氏が明かす、人気超人のエピソード」より)。本当はカナディアンマン推しだったけれど、ラーメンマンを出してみたら子どもたちの反響が大きかったと。なんともスターらしいエピソードです。
確かに、キン肉マンには、他にもロビンマスクやウォーズマンといったたくさんの人気キャラがいます。しかし、スピンオフの「闘将!!拉麺男」(たたかえ!! ラーメンマン)が、キン肉マンとは別に6年間も連載されるなんて、さすがの特別待遇です! しかも、それがアニメやファミコンのゲームにもなるなんて!
Posted by 小越 建典 on?2015年11月9日
私たちのラーメンマン愛は、とどまることを知りません。ネット上にはこんな「リアル ラーメンマン」も登場しています。
斉藤幸延さん作
https://twitter.com/yonyon76/status/648814951251841026
斉藤さんのイラストはこちらでも→http://www.snowin.jp/
かっこいいですね~強そうですね~。
そんな中で、2015年に満を持して企画されたのが、新京成電鉄の第7弾「ラーメン得々スタンプラリー」なのです!!!
ラーメンマンのオリジナルどんぶり
3杯食べれば抽選で100名に、12杯なら絶対もらえる!!
「ラーメン得々スタンプラリー」では、新京成電鉄沿線にある12軒のラーメン店と、その最寄り駅に立ち寄ると、スタンプがもらえます。
お店と駅のスタンプが3セットたまると、スタンプカードを応募できます。
3セット集めると…抽選100名
12セット集めると…全員
にラーメンマンのどんぶりがもらえます!?
新京成電鉄本社で、特別に現物を見せていただきました。作者のゆでたまご先生が監修した非売品です。
しかも、駅でスタンプを押したカードをお店に持っていくと、トッピングやサイドメニューの無料特典付き!
これは見逃せない!! ということで、先月のイベント初日に、12杯を全部食べてきました。
1.富田食堂(松戸駅)
「中華そば」700円(特典:炙りチャーシュー1枚)
煮干しが効いたしょう油ベースのスープ。野性味あふれるダシを、鶏ガラのコク、たっぷり浮いたネギの甘みが優しく包んでいます。コシのあるストレート麺にも、よく絡んであっという間に完食してしまいました。行列ができる人気店なので、比較的すんなり入れる朝ラーメンの時間がチャンス(7:00から営業)。
2.美春(松戸新田駅)
「特選味噌ラーメン」820円(特典:煮玉子1個)
見るからに暖まりそうな、みそベースのスープ! 本場の味を標榜する札幌ラーメンの名店です。札幌の西山製?から仕入れるもっちりとした麺と、やや濃いめなスープの相性はぴったり。複雑に絡みあった薬味やスパイスの風味が後からやってきて、オーソドックスなみそラーメンの中にも味の深みを感じさせられます。
3.雷神(みのり台駅)
「鶏白湯らーめん」690円(特典:ウーロン茶、緑茶、小ライス、100円トッピングのいずれか1つ)
12店舗中、唯一の鶏白湯。ややとろみを感じさせる乳白色のスープには、鶏のうまみがしっかりとしみこんでいます。トッピングが多彩なので、一杯で色々な味が楽しめるのもGood。特に、いくらが醸し出す磯の風味が、鶏白湯の印象をがらりと変えるのは発見でした。家でもやってみたくなります。
4.どんきさろく(八柱駅)
「九州とんこつらぁめん」650円(特典:替え玉、玉子のいずれか)
一昼夜炊き出した豚骨スープはクリーミーな仕上がり。くさみがなく、やさしいタイプの豚骨ラーメンです。ここで、是非試していただきたいのが、ボリューム満点の炙りチャーシュー。外はカリッと香ばしく、中はとろけるような食感とコクの深さ、焼き加減が絶妙な逸品です。
5.らーめん寺子屋 五香さくら通り店(五香駅)
「みそラーメン」650円(特典:煮玉子)
スープの色からも想像できるとおり、ガツンとくるみそラーメン。大きな器に、もやしを中心としたシャキシャキ野菜がたっぷりで、もっちりとしたちぢれ麺との食感の違いを楽しめます。レトロな内装と、きさくな店員さんが、アットホームな雰囲気のお店です。
6.木蓮(くぬぎ山駅)
「とんそば」630円(特典:替え玉1玉)
取材時、トレーラーハウスのお店には、夜のオープン前から列ができていました。グレーがかったスープに細打ちのストレート麺。見るからに濃厚ですが、食べてみると、とんこつラーメンにありがちなくさみがほとんどありません。ほんのり甘く、いろいろな食材のうまみが複雑に絡み合っている印象。都内や船橋市内で食べられるとんこつラーメンとはひと味違うだけに、プチ遠征してでもまた食べたくなる一杯でした。
7.紗々(初富駅)
「らーめん」700円(特典:のり5枚)
これまた不思議な一杯に出会いました。豚骨とサバの枯れ節、にぼしなどの豚骨魚介をベースに、錦爽どり(鶏)やまいたけ、ごぼう、じゃがいもなどを煮込んだ、手のかかったスープ。一口ふくむと、想像通りのおいしい豚骨魚介スープを感じるのですが、後味が驚くほどさっぱりしています。脂をしっかり抜いているのだそうで、ラーメンを食べ慣れた方ほど、新鮮に感じられそうな一杯です。
8.由次郎ラーメン(三咲駅)
「海鮮タンメン」820円(特典:デザート1品)
ラーメン1杯にどれだけお金がかかっているかなんて、外から見ただけではわかりません。けれど、具のゴージャスぶりと代金を見る限り、かなりの高コストパフォーマンスな一杯ではないかと思わせられます。たっぷり野菜に、蟹、海老、ホタテにカキと海鮮系の具が充実。こんもり乗った明太子をスープに溶かして食べると、あっさりめの塩味に辛みとコクが加わります。さらに、スタンプラリーならデザートの杏仁豆腐までつくなんて、すばらしいお得感です。
9.芝山商店(高根公団駅)
「らーめん(北海道味噌)」730円(特典:炙りチャーシュー)
幕張に本店を持つみそラーメンの名店「田所商店」がのれん分け。濃口の北海道味噌、やや濃口の信州味噌、甘口の江戸前味噌から選べます。私は北海道味噌をいただきましたが、みそラーメンの中でも濃厚な部類のようです。ぷるぷるの炙りチャーシュー(スタンプラリーの特典)も乗っていて、かなりの食べ応え。白飯と合わせてかきこみたいですね!
10.まるは商店(高根木戸駅)
「豚そば」700円(特典:味付け玉子)
千葉県に5店舗を構えるらーめん処「まるは」の末っ子。グループの中で唯一「豚そば」を提供しています。 長浜ラーメンをまるは流にアレンジしたそうで、おなじみ・の豚骨スープに細打ちのストレート麺という一杯。ただ、コテコテの長浜ラーメンとは趣がちょっと違う上品な香りと風味です。木蓮さん同様にとんこつ独特のくさみはほとんどなく、さらにすっきりと仕上げられています。たっぷりの青ネギとキクラゲもうれしいところ。
11.丸源ラーメン 北習志野店(北習志野駅)
「肉そば」702円(特典:デザート1品)
三種類をブレンドした生醤油を、20種類以上の食材と合わせて煮込み、さらに15日間寝かせたという返し。これに、豚骨、鶏ガラなどのやさしいダシを合わせ、キレのあるスープに仕上げています。これに、やわらか~い薄切りの豚肉がこんもり乗って、なんともインパクト大な逸品に! ほんのり甘く、コシのある麺との合わせた食感もGood。紅葉おろしがトッピングされており、想像していたよりさっぱりといただきました。
12.九十九ラーメン津田沼店(新津田沼駅)
「元祖まるきゅうチーズラーメン」930円(特典:味付け玉子)
コシのあるちぢれ麺の上で、粉チーズが雪山のようにそびえています。食べ進んでいくと、約6ヶ月間の長期熟成の後に生まれた「十勝ゴールデンゴーダチーズ」が溶けて、とんこつみそのスープが何とも言えないまろやかさに。割り箸にまとわりつくチーズをはがしながら、麺と一緒にほおばるのが最高です。九十九ラーメンは、東京・恵比寿に本店を構える人気店。津田沼店への取材時は悪天候で、23時を回っていましたが、店外で待つ人が絶えませんでした。
いかがでしたでしょうか? ラーメンマンという伝説のヒーローに触れ、密かにラーメン激戦区といわれる新京成沿線の名店をじっくり味わえるスタンプラリー! 12月15日まで開催されており(応募は12月31日の消印まで有効)、いまから参戦しても十分間に合います!! 詳しくは、こちらの新京成電鉄ニュースリリースをどうぞ。
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