イベント発起人の川崎拓己さん(右)と牧野基明さん(左)。船橋競馬場にて。
こんにちは。3分休憩ライターの菊田です。
毎年船橋競馬場で「船橋競馬場ダートランニングフェスタ」が開催されています。
このイベントはその名の通り、「競馬場を人が走る」というユニークかつビッグなイベントに先立って、発起人の川崎拓己さんに、気になるところを聞いてみました。
「はじめて知った!」「気になっていたけど参加するのはちょっと……」という方、観戦だけでもおもしろそう!
目次
Q.まずダートランニングのルールを教えてください
「21kmダート駅伝」と1人で1200mを走る「ダートレース体験」2つの競技があります。駅伝は、1チーム5~7人で1周1250mのダートを17周走ります(一走のみ1400m)。全部で21.4kmです。
とても楽しそうに、そして熱く話す川崎さん。
Q.走って楽しむだけではないおもしろみがありそうですね?
きちんとタイムを計測します。駅伝では、計測チップ付きのタスキを付けて走ってもらいます。本格的なレースを体験できるよう、そこはこだわりました。
ふだん、競走馬が走るのと同じように整地してありますし、出走前のファンファーレも、スタートゲートも用意しています。馬の気分になって走ってください。
Q.そもそも、競馬場で人間を走らせようと、企画したのはどんなきっかけで?
私自身、走ることが好きでした。ホノルルマラソンを走ったときに、舗装された道路だけじゃなくて、「砂浜を走ったらおもしろいんじゃないか?」と思っていたんです。後にこのイベントを一緒に発起した牧野基明さんに、そんな話をすると「じゃあ、船橋の競馬場走ればいいじゃん」と。そのころ、私はダートが砂だということもよく知らなかったのですが(笑)。
1周1250m、駅伝で交代しながら走るにはちょうどよい距離だと思いました。牧野さんが船橋競馬場にお知り合いがいるというので、ならばと企画書をつくったのが始まりです。
Q.どのようにイベントは成長しているのでしょうか?
おかげさまで、年々参加者は増えています。駅伝と個人レース合わせて1回目は391人、2015年は930人、2017人には1200人とお申し込みが増加し続けています。
地元、近隣だけでなく、全国から来ていただいています。名古屋、大阪や九州の方からもエントリーがありますね。
Q.レースの見どころを教えて下さい
自衛隊や企業の本気モードで好タイムを狙うチームもありますが、イベント的に仮装を楽しむチームもいて、毎年華やかなレースになっていますよ。
Q.ふだんは立ち入り禁止の場所を走るのですから、いろいろと大変なところもあるのでは?
本来は競走馬が走る神聖なレース場です。参加者にはボディチェックをさせていただき、小銭やケータイ、カメラなど物品の持ち込みは一切禁止です。万一、落とし物が残り、競走馬がけがをしてしまったら大変です。仮装も、物が落ちたりするようなコスチュームは禁止しています。
ダート内には飲み物も持ち込みはできません。別に給水所をご用意しています。
Q.観戦するだけでも楽しめますか?
2階のスタンドが無料解放されているので、どなたでもご自由にご覧いただけます。また、指定エリアにかぎり、ふだんは入れないダートコースにも入れます(ただし物品の持ち込みは禁止です)。ちょっとだけ、競走馬の気分を味わっていただけますね。
2018年は10月13日(土)に開催!
今年ももちろん開催されます!お申し込みは7月1日(日) ~8月31日(金)です。
詳しくはオフィシャルサイトをチェックしてみてくださいね。
チーム3分休憩の船橋競馬場ダートランニングフェスタのレポートはこちらから♪
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以前の船橋競馬場ダートランニングフェスタの様子はこちらの動画でご覧いただけます。
船橋競馬場ダートランニングフェスタ ~ダートをランナーが駆け抜ける~
チームふなばし88(ハチハチ)
公式サイト:http://keiba-run88.com/