ぶどうは凍らせて丸ごと食べるのが好きな県田勢です。夏の暑さがピークを過ぎるとともに、ぶどう狩りがシーズンを迎えています。
そこで関東近県(東京、千葉、埼玉、神奈川)にあるお勧めぶどう狩りスポットを紹介しましょう。写真AC_izpop
「ジブリ美術館」がある三鷹市の隣
ぶどうの持ち帰り料金は1キロ1000円以上がほとんどで、梨と比較すると高めです。
その一方、食べ放題と兼ねているスポットは多めです。ですから、ぶどうを園内で食べるだけに留めれば、梨狩りよりも安くすませることもできます。
【東京都】
●船木ぶどう園(武蔵野市)
武蔵境駅の南側、武蔵野赤十字病院の近くにあるのが船木ぶどう園です。ぶどうの品種は、定番の巨峰の他、藤稔、高尾、紅伊豆、多摩ゆたか、紅富士があります。
少し離れていますが、武蔵野市の隣の三鷹市にある「三鷹の森 ジブリ美術館」と合わせて、1日遊んでみても良いかもしれません。
営業時間:10時~17時
持ち帰り料金:1キロ1500円~
JA東京むさし「船木ぶどう園」ページ
http://www.jatm.or.jp/farming/plant/detail.php?type=grape&id=90
●ナイトウ果樹園(国分寺市)
ナイトウ果樹園では、ぶどう狩りと合わせてブルーベリー摘み取り(持ち帰り料金:100グラム200円~)も楽しめます。農園のブルーベリーを材料にしたブルーベリーアイスも販売中です。
東京の名湧水に選ばれた野川名水も近くにあるので、一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
営業時間:9時~12時、14時~17時(摘み取りは午前中のみ)
持ち帰り料金:1キロ1000円~
JA東京むさし「ナイトウ果樹園」ページ
http://www.jatm.or.jp/farming/plant/detail.php?type=blueberry&id=18
【千葉県】
●加藤ぶどう園(松戸市)
加藤ぶどう園は松戸市に6500坪(東京ドーム:約1万4000坪)の敷地でぶどう園を経営しています。収穫した分を会計した後、試食用のぶどうを園内の休憩所で味わうシステムです。
ぶどうの種類は、ヒムロットシードレス、巨峰、スチューベン、オリンピアなどいろいろあり、リオデジャネイロオリンピックは終わってしまいましたが、新たに8月27日からブラックオリンピアのぶどう狩りが楽しめるそうです。
加藤ぶどう園サイトより
営業時間:9時~17時
入園料:大人(中学生以上)300円、子供(3歳以上)200円
持ち帰り料金:1キロ1100円~
「加藤ぶどう園」サイト
http://www.geocities.jp/katobudoen/index.html
●水代果樹園(流山市)
水代果樹園では、ぶどう狩りの他にバーベュー施設(要予約、利用料1人につき100円、小型鉄板3500円など)もあります。
道路を挟んだ向かい側にスーパーベルクスもあり、持ち込みができるので、手ぶらで来てもバーベキューが楽しめるようになっています。ただし予約だけは忘れないように。
またサイトには、持ち帰り料金が10%割り引きとなるクーポンがあります。
営業時間:10時~16時
入園料:大人500円、子供250円
持ち帰り料金:1キロ1000円~
「水代果樹園」サイト
http://180.222.81.56/mizushiro/index.html
【埼玉県】
●八木観光農園(秩父市)
秩父鉄道から荒川を挟んで反対側にある八木観光農園では、食べ放題と持ち帰りの両方が楽しめます。ぶどう棚はハウス方式で屋根があるため、雨の日でもぶどう狩りを楽しむことができるのがポイント。
また園内には、ヤギやウサギもいるので、動物好きな人であれば、ぜひ行ってみたくなると思います。
営業時間:10時~16時
食べ放題入園料(30分):大人(中学生以上)1000円~2500円、子供(小学生未満)500円~1000円
持ち帰り料金:1キロ1000円~
「八木観光農園」サイト
http://www11.plala.or.jp/yaginouen/index.html
●みかど農園(秩父郡)
みかど農園では、ヒムロットシードレス、バッファロー、アキシードレスが旬を迎えているそうです。
ぶどう狩りとセットになったバーベキューや、魚のつかみ取り(要予約、1人1匹につき500円)などもあります。20人以上の団体には、餅つきサービスもあるそうです。
近くには、日帰り入浴もできる武甲温泉、丸山鉱泉旅館などもあるので、軽く疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
「みかど農園」サイトより
営業時間:9時30分~16時30分
食べ放題入園料:一般(小学生以上)800円~1000円、幼児400円~500円
持ち帰り料金:1キロ700円~1400円(持ち帰りのみの入園料:1人200円)
「みかど農園」サイト
http://www.chichibu.co.jp/~mikado/
【神奈川県】
●弁慶果樹園(藤沢市)
慶応大学湘南藤沢キャンパスの北側近くにあるのが弁慶果樹園です。弁慶果樹園では、8月20日にぶどう狩りが始まったばかり。
400坪のぶどうハウスの中では、ぶどう狩りの他、バーベキュー(1人につき1296円~)や餅つきも楽しめます。
看板娘のポニーやヤギもいるそうなので、やはり動物好きな人にはお勧めのスポットです。
「弁慶果樹園」サイトより
営業時間:10時~17時(通常平日休園)
入園料:大人324円、子供162円
持ち帰り料金:1キロ1100円~
「弁慶果樹園」サイト
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~ben-k/
●鈴木園(茅ヶ崎市)
梨狩りスポットを紹介した際に取り上げた鈴木園でも、ぶどう狩りを楽しめます。
こちらも8月20日にぶどう狩りが始まったばかりで、藤稔、紅伊豆の2種類のぶどうを収穫できます。
営業時間:10時~15時
持ち帰り料金:1キロ1300円~1500円
「鈴木園」サイト
http://www.suzukien.com/
やっぱり注意したい服装と靴
梨狩りでもお伝えしたように、ぶどう園も農地には変わりありません。歩きやすく汚れても構わない服装や靴で出かけましょう。
ぶどう棚が丸ごとハウスに入っているようなぶどう園では、日差しや雨の心配は少なくなりますが、それでも帽子やタオルなどは準備した方が良いでしょう。
せっかくの行楽が台無しにならないように、ある程度の用意は怠らないようにしたいものです。
トップ写真は写真AC_acworks