キロ単位で売っているプチトマトの通販にはまっている県田勢です。
ハウス栽培などもあって、年中食べることのできるトマトですが、そろそろ旬を迎えようとしています。そこで今回は、関東で参加できる「トマト狩り」の情報をお知らせしましょう。
トマトの豆知識
ナス科の植物であるトマトの原産地は、南アメリカの山岳地域です。
中世になってヨーロッパに伝わり、当初は観賞用でしたが、17~18世紀になって食用に適していることが広まりました。
ヨーロッパを通じて日本にトマトが持ち込まれたのは江戸時代ですが、食用に供されるようになったのは明治に入ってから、農家で栽培されるようになったのは昭和以降です。
先ほど、トマトの旬が‘夏’と書きましたが、厳密には高温多湿となる日本の真夏は、トマトにとってあまり良い気候ではありません。
ただし高地栽培やハウス栽培、さらに日本の風土で育てやすい品種の開発などもあり、広く全国で栽培されるようになっています。
一般家庭でもトマトやプチトマトの栽培に取り組むところが多く、春先にはホームセンターなどで苗が販売されています。そろそろ食べごろを迎えた家庭もありそうです。
トマト狩り情報
東京湾アクアラインの千葉県側出口近くにあるのが、農業公園ぽんぽこ村です。
こちらでは、7月から10月にかけて、大人1000円、子供500円で、トマト狩りと食べ放題に参加できます。
野菜の収穫体験(有料)や、バーベキューコーナー(2時間3000円)などもあるので、ゆっくり1日楽しむこともできそうです。
農業公園ぽんぽこ村(千葉県木更津市)
http://addsun.biz/index.html
神奈川県の真ん中あたりにある秦野いとう農園でも、トマトやプチトマトの収穫期を迎えています。
収穫体験では、トマトやプチトマトとともに、キュウリ、ズッキーニ、なすなどを、スタッフの説明を受けつつ収穫する形です、
体験料金は、試食とお土産つきで中学生以上1500円、小学生1000円、3~5歳500円となっています。
秦野いとう農園(神奈川県秦野市)
http://itofarm.life.coocan.jp/
荒川のはるか上流、埼玉県深谷市にあるのが埼玉県農林公園です。埼玉県農林公園サイトより
埼玉県農林公社が管理するこちらの施設は、埼玉県民が農業に理解を深めてもらうことなどを目的に作られたもので、入園料は無料です。
ただし収穫体験に参加する場合には、量に応じた料金を支払う形で、ミニトマトは10個につき100円となっています。
他と異なり予約などは不要ですが、参加状況によっては収穫物がなくなってしまうことがあるので、注意が必要です。
埼玉県農林公園(埼玉県深谷市)
http://sainourin.or.jp/nkouen/
埼玉県の東武動物公園からほど近い場所にあるのが、アグリパークゆめすぎとです。アグリパークゆめすぎとサイトより
こちらも入園料などは無料ですが、収穫体験で収穫した分だけ料金を払うことになります。
例えばトマトは1キロ400円、玉ねぎは3個120円、なすは3本100円などとなっています。
まちの駅 道の駅 アグリパークゆめすぎと(埼玉県北葛飾郡)
http://www.pikaru.co.jp/index.html
自分で収穫した野菜の味は別格なのだとか。この夏、一度収穫体験をしてみませんか?