夏を間近に控えて塩お菓子が続々登場。塩は体に必要?不要?

ラーメンスープやうどんのつゆは飲むことにしている県田勢です。夏の到来を控え、をアピールした食品がいくつも売り出し中です。

まだまだ多い塩分摂取量

厚生労働省が発表した「平成26年国民健康・栄養調査結果の概要」によると、1日あたり塩分摂取量は、成人男性で10.9グラム、女性で9.2グラムでした。

10年前の平成17年には、男性が12.4グラム、女性が10.7グラムでしたので、良くなる傾向にはあるようです。

しかし同じく厚生労働省が2015年に改正・発表した「日本人の食事摂取基準」によると、食塩摂取量の目標値は、男性が8グラム未満、女性が7グラム未満となっています。

つまり食事に含まれる塩の量を、男女ともさらに2割ほど減らす必要があるようです。

‘塩’を強調した新商品

こうした状況があるにもかかわらず、この時期には‘塩’を強調した食品が新たに売り出されます。

お菓子では、不二家「しおミルキー袋」(6月7日発売)、アサヒ食品「塩レモングミ」(6月20日発売予定)などが、飲みものでは、アサヒ飲料「濃いめのカルピス」(6月7日発売)、コカ・コーラ「ファンタ すいか」(7月4日発売予定)などがあります。
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いずれの商品にも共通するのは、摂取しすぎているはずの‘塩’が含まれているのを強調してる点。

これは夏場に起こりがちな熱中症を防ぐ目的をアピールしたものです。

夏場の熱中症対策

温度や湿度が高くなると、必然的に汗をかくことが多くなるため、水分とともに塩分が失われがち。

それを防ぐためにスポーツドリンクなどには塩分(ナトリウム)が含まれているのですが、お茶やジュースなどで水分補給をしていると、塩分が失われたままになってしまいます。

そこでこうしたアメやグミ、飲み物で塩分を補おうとの考えです。

既に販売している商品にも塩分補給を目的としたものが数多くあり、お菓子売り場の一角に、塩あめコーナーを作っているスーパーも見かけました。

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ミニストップの「ハロハロ ソルティレモン」を実食

そうした食品のひとつ、6月3日にミニストップが新発売した「ハロハロ ソルティレモン」を食べてみました。
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同社のサイトでは、次のように紹介しています。

熱中症対策として夏場に摂取することが増えてきた「塩」に注目。「レモン」とあわせることで、夏向けのすっきりとした味に仕上げました。

肝心の塩ですが、「まろやかな塩味のフランス産の『ロレーヌ岩塩』を使用」とあるためか、はっきり「しょっぱい!」とは感じません。かすかに「塩っけがあるかな」と言ったところ。

グルグルまぜてクリームとシロップを一緒に食べると、甘みとレモンの酸味が良い感じに口の中を刺激します。

さらに空気を含んだキャンディがはじける感覚も爽快感をプラスして、梅雨に入ったばかりの空気の重さを吹き飛ばすように感じました。

平成27年は5万人以上が救急搬送

消防庁が発表した「平成27年の熱中症による救急搬送状況」によると、平成27年5~9月における熱中症が原因で救急搬送された患者の数は5万5852人

軽症が3万5520人と最も多いものの、重症が1361人、死亡が105人ともなっています。

そうならないためにも、適切な水分や塩分の補給を心がけたいものですね。