たまには少し逸れて駄文でも書いてみようと思う。
ある会社に入社した。
その会社は製品を世に提供し続けている。
ある日のこと
製品が提供出来ない自体が起こった。
需要がガンガン来ているにも関わらず提供ラインがストップしたのだ。
社内は緊急事態だ。
原因を急いで究明するとそれは需要を受ける窓口と供給する工場との連結が切れてしまったことが原因だった。
これは一大事である。
社内は急いで修理を行うが出来ない。
それは製品があまりにも多すぎて窓口の人間が工場まで行けないのである。
仕方がないので製品を望んではいないが無駄に外に放出した。これでラインが繋がる。そう思った瞬間、出荷を待っていた製品たちが工場に怒涛のように押し寄せる。
その華厳の滝のような凄まじい流れで前が見えなくなりとても連結を修復出来ない。だが、需要が、世の中にまっている人がいるため、ノロノロとしているヒマはない。
そこで今度は工場に流れ込むラインを止めようとコントロールタワーに向かう。そこで止まれば工場に流れ込む製品が止まり、工場内が空けば切れていた連結ラインの修復ができるからだ。
急げ、世の中の困っている人を救うんだ。
コントロールタワーに向かう足は自然と駆け出していた。
コントロールタワーに近づくにつれ見えてくる景色の異変に気づく。そして接近した時にハッキリと気づいた。
そこは管理室に続く道とは思えない細い細い道でカラダの関節を外さないと人間では通ることは出来ない道だった。そこでかっぷくの良い1人の男が指示を出していた。
どうやったらこんなところに入れるんだろうか?
もはや目の前の異次元空間に言葉を失い、ただ黙ってその光景を見つめていた。もちろん手を伸ばし声をあらたげるが聞こえはしない。
言葉で全てが伝わらないと思うので図で説明しよう。
世の中に提供するためにドアを開ける人との連携が途絶えてしまった
諦めたら試合終了だよとどこかの先生が言っていた。
バスケがしたいわけではないがふと頭をよぎった言葉
需要(Wikipediaから抜粋)
◯需要(じゅよう)とは、財に対する購買力の裏づけのある欲望。
消費者側の「買いたい」という意欲。価格と需要量の関係を図示したのが需要曲線で、一般に右下がりの曲線である。これは価格が上がるほど需要量が減少することによる。
これに対し、同じ価格に対応する需要量が増大して需要曲線そのものが右方に移動する(シフト)ことは、需要(需要量 ではない)の増大といわれる。
「人々が物の価格が下がれば、その物の需要を増やす」という命題のことを需要法則という[1]。
よく意味がわからなかったので うまい例えが出ない。
言葉を掘り下げるのはここでやめておこう。
もう少しわかりやすいように
写真で見てみよう。
左の白いレバーが需要を受け指示を出す人
タンクに溜まっている水が 世の中に供給したいもの
そしてタンクの底に栓が ドアを開閉する人、見えない人なのである
連絡が途絶えているため 水の中に手を伸ばすのだが
なんせブルーレットさんが 視界を完全に塞いでいるために
まったく中が見えない
とりあえず無造作に手を突っ込んでなんとか栓を見つけて
持ち上げるのだが
トイレって本当に良く出来ていて ある程度の高さまでしか
中の栓が上がらないようになってる。そりゃそうだよね。
レバーが持ち上げる分しかあがらないわけで
とりあえず手を突っ込んでレバーを上げると
右側のパイプから 怒涛のように 水がでてくるわけですよ
ふれたら右腕が切れるんじゃないかと思うほど
鋭くタンクに水が注がれるわけですよ
でも水があると レバーの線と底の栓の線が
結べないので 水を半分抜いて
急いで線を縫合しようとするんですが
あっという間に水が満タンまで入ってしまうので
何度も何度も頑張るわけですよ
パンイチで。
夜中に寝ていて おトイレに行きたくなり
寝ぼけながらトイレに行ったのが深夜3時
そこから事件に巻き込まれて
3時半にはもう 上半身 ビショビショですよ
唯一の救いが ずっとトイレに水が流れ続けてるので
とってもトイレが綺麗だということ
まぁそれでも夜中にびちょびちょで
おっさんがパンイチでトイレを直してる姿が
こっけいで、でも少し辛くて涙が出そうにもなってきたりして
で、しばらく手を止め考えることを止めた
しばらく ごうごうと流れる水の音を聞いていたら
とても穏やかな気持になってきた
そっか、これは滝と同じ作用なんだ
マイナスイオンがトイレいっぱいに広がって
癒やしの空間になってるんだー
なんて素敵なんだろう~♪
まさに雨降って地かたまる
災い転じて福となす
最高だ~ さいこうやないか~♪
と、馬鹿げたことを考えながら
現実逃避をしていたが
相変わらず現状は変わらない
そんなとき ふっと思いついた!!!!
元々の水道を止めればいいんじゃないか!!!
アイム ハッピー うぃー はっぴー である
で、元栓を 探してみると
うーんと 手が入らない。
多分生まれたての 赤ちゃんぐらいしか入らない
そんな細いほっそーいスペースの中に
水道の蛇口は微笑ましく私を笑っていやがる
むしろどうやってこのトイレは作られたのだろうか
すでに5時近くにあり いつもの隣の家の目覚ましが
今日も元気に鳴り始めたときに
私は真っ白い灰になったのだ
私の想いは届かない
そして氷堂家のトイレは
トイレとしては今は利用せず
癒やしの空間として大切に
扉の向こうでたたずんでいる
おわり