同期のようで友達でもあり
ライバルでもある同じ年のB型
そんな仲間が何人かいる
ちょこちょこ連絡は取るが
滅多に会うことは減った
そんな中の1人が今度ラーメン屋を始める
すごい決断だと思う
さすがにあの頃のように子供ではなく
それなりに大人たちのズルい部分を
嫌というほど見てきた僕らだから
余計にすごいと思った
どう生き抜いていけば良いか
それを知っているのに
敢えて、いばらの道をこの歳から進むなんて
いたたまれず今日、様子を見に行ったが
彼はあの頃のような
キラキラした眼で笑っていた
もちろんいろいろ考えての出店だと思うし
世の中はそんなに甘くない事も知っている
それでもまたあの毎日を思いっきり楽しんでいた
あの時のあの笑顔になれるとは。
くだらないしがらみとか
おかしいと思うことをおかしいと言わないで
そうですねと生きている自分と重ねて
何かに甘えている分だけ
自分の中の大事な何かを捨てていっている
そんな気もした六本木からの帰り道
人の応援なんかしてる場合ではない
自分がまずは楽しまないといけない