当たり前に思っていたこと。

当たり前に思っていたこと。

昨日 セミナーに参加させてもらった。

まぁ 経歴はみてすごい人だとは思ったけど

そこでどんなことをやっていたか知らないし

自分に関係ない能力なら

別にすごいとか思わないしなんて

いつもの生意気なトーンで参加

データー分析の話しをしていただいたんだが

ある大手の企業の会議に参加した体験談にとても驚いた。

 

その会議はある物の売り上げを会議で発表する場だったらしく社員さんがここ半年間の売上の推移を示したグラフを提出したらしい。ここまではまぁ普通の話し。だが今回のセミナーの先生が突っ込んだらしい。

『そのデーターみてどうするんですか?』

唐突に言われたものだから社員さんはこう言ったらしい。

『みんなで共有するんです』

さらに先生は突っ込んで聞いたらしい。

『それをみんなで共有してどうするんですか?』

そしたら幹部の方がこう答えたらしい。

『みんなでウンウンと頷くんです。』

。。。。。。。

 

これ大企業で本当にあった話しです。

 

僕も本当にそうなんですが今までは

データーの数字を調べる。

グラフにする。

そこから何か読み取る。

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こんなことをしていたし、会議にもやりましたよ感を出しながら提出していました。でも実際、これだと何も見えてはいないんですよね。

だって大事なことってなんでデーターを取ろうと思ったのか。その理由が明確じゃないのに何となく数字を取ってグラフにして見やすくするのが仕事!みたいなていになっちゃってるから。なんでこの作業はデーター分析でなくデーター整理という。まさにそうだね。

やらなければならないことって、なぜデーターをなんの為にとるか。ではその答えを出したいなら目の前の出てきた数字をグラフにしても意味が無い。問題点を出すためには他のデーターを出さなきゃいけない。要はまず初めに仮説を立てること。きっとこの月に売り上げが悪いのはこんな理由があったからではないか?じゃああちらの別の数字を追ってみよう。そしてこれをグラフにしてみよう。あーなるほど、やっぱりこうだったのか!?ここまで来てやっと自分たちの持っている数字の下がった部分に対してなるほどな!とみんなで頷いて、では解決策はこうだねって話し合いになる。

ちょっと例えが多すぎて訳がわからなかったらごめんなさい。でもこのデーター分析って理系の話で数字が得意な人の話ではなく、文系に近い人が得意なとこだよね。それこそミステリー小説が好きな人とかね。

僕もいつかそんな風なデーター分析専門家になりたいと思って聴いていた昨日のセミナーでした!

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