963 黒川裕士さんインタビュー ~ヒョウドウくんが行くVol.1~

3分休けいのヒョウドウがインタビューしてきました!

らーめんBAR、パクチー料理専門店、アジアンバルと、ユニークな3店舗を経営する黒川さん。
2009年7月にラーメンBARの「963(クロサン)」をオープンしてから、船橋駅南口で人気を集めています。

Q.ラーメン屋さんをはじめたきっかけってなんだったんですか?

A.
きっかけは……覚えていないですね。
小さいときから「ラーメン屋になりたい!」って思っていました(笑)
夢だったんですね。

今の仕事に就く前は、サラリーマンやってました。ウチのオヤジが、バスマットとかハンカチーフとか、ああいう物の製造から卸までやっている会社を経営しているのですが、そこで働いていました。ゆくゆくは継ぐんだろうな、というつもりで7~8年。

給料は良い。将来的には自分が社長になる。レールはひかれている。
だけどこれが本当に自分のやりたいことなのか、と。

自分には夢があって、申し訳ないけどやめたい。修行に行かせてくれと、ある日オヤジに言ったんです。怒鳴られるかと思ったんですが、 それはそれは、ものすごく落胆していましたね。 けれど、自分自身に置き換えていろいろ考えたんでしょう。
最終的には、応援してくれるようになりました。

Q.いつ頃からラーメンが好きだったのですか?

A.
東京の下町出身なんですが、気づいたときにはラーメン好きになっていましたね。毎週土曜日、昼前に学校に帰ってくると、必ずテーブルの上に500円が置いてありました。給食が出ないので、
「それで何か食べなさい」ってことですね。そんなとき、食べるものっていったら、2種類しかなかったんです。「もんじゃ焼き」か「ラーメン」。

もんじゃは、駄菓子屋さんで焼いて食べられるヤツですね。
ラーメンは、町のそば屋さんでも食べられたし、中華屋さんでも、もちろん出すし。でも、その当時はラーメン専門店なんかなかったですよね。
その中であそこのラーメンどうなんだろう、なんて友達と話していました。自分で味を醤油や酢を入れて、アレンジすることが楽しかった。そこで食に対する興味がわいたんでしょう。作ることもそうだし。

そのころ、家族と食べていた「かどや食堂」のラーメンが、ぼくの中で長い間一番おいしいラーメンでしたね。なんてことのない食堂で、いつも家族でチャーハンを一皿頼んでシェアし、加えてラーメンを一杯食べていました。
あっさり醤油系のちょっとショウガの効いたラーメンが、本当にうまかった。

02DSC08675 copy

それでね、ついこないだ行ったんですよ。かどや食堂に。
で、チャーハンとラーメンを食べたんですよ。
ところが、全然うまくもなんともないんです(笑)
決してまずくはないんですよ。でも、特別おいしいとは思えない。原点ではありましたが、一番ではない。記憶の中の味を目指していたんですね。

Q.963グループはどんなコンセプトで経営されているんですか?

A.
理念としては、お客様が楽しめる場所を目指しています。飲食店だからおいしいのは当たり前。高すぎない料金設定で、お客様が払ったお金以上に、楽しんでいただければ、と思います。

今は、URA963がお昼から夜まで、MAE963が夕方から夜まで、963が夕方から朝方までのお店はあるので、できれば次は朝方から昼くらいまで、営業するお店をやりたいですね。そうなれば、24時間、どこかのお店でおもてなしできますから。
まあ、商売につなげるのは難しいのですが(笑)

Q.黒川さんといえば、いつも帽子とつなぎのスタイルですね。
こだわりはあるのでしょうか?

A.
飲食店ですから、髪の毛を落とさないよう帽子をかぶっています。
帽子は80個くらい持っていますよ。あたま1個しかないのに(笑)
本当に帽子が好きなんです。たまに、帽子をかぶらずに町を歩いていると、知っている人に『あれ?クロさん?』なんて二度見されたり・・・・・・。帽子がないと、パーツが足りないんでしょうね。

つなぎはウチの冬の制服です。中に何着てもいいし、おそろい感はあるし、かといってダサイわけじゃないし、着ている飲食店はなかなかないし。すべての面で合致したんでしょうね。

Q.ちょ~とだけつっこませてもらいますね!巷では黒川さんは荒稼ぎしてる、なんてよく言わない人もいますよね。そこはどう考えているんですか?

A.
金にまみれてる、荒稼ぎしてる、”ガメつい”なんてイメージが一部ではあるかもしれませんね(笑)でも癒しやホスピタリティを売るのではなく、等価交換でお客様に、「自分たちが作れる最高の商品を提供して楽しんでいただくこと」が963のスタイルです。 

色々言われても、悪役レスラーがそのまま悪役を演じて、お客から「あいつ悪役だ」と言われるようなモノ。ある意味、自分のポリシーをわかっていただけていると思っていますから、特に何とも思わないですね。

 

Q.では、最後に船橋のいいところを世界に向けて発信してください!

A.
良くない方から先に言ってしまいますが、船橋に来た当初は、ちょっと閉鎖的なんじゃないかと思いましたね。本当に。
でもその裏表なんでしょうが一回、心を開いて中に入ってしまえば、みんなが自分の力になってくれます。仲間もたくさん出来ます!

こんなにツンデレな町?、他になかなかないんじゃないですかね~

DSC08725 黒川裕士さん
1972年9月2日生まれ
葛飾区出身

らーめんBAR963  千葉県船橋市本町2‐27‐20
パクチー料理専門店URA963 千葉県船橋市本町2-6-24
アジアンバルMAE963 千葉県船橋市本町1-8-29 FSビル4F