こんにちは。3分休憩編集部です。
さて当3分休憩でも既にお馴染みになりつつある、花火マニア・愛好家「安斎幸裕」さんですが、先日「花火愛好家厳選・マニアが涙した感動の花火大会2016ベスト3」についてインタビューさせていただきました。(花火愛好家厳選・マニアが涙した感動の花火大会2016ベスト3はこちら)
そんな花火が大好きな安斎さんから「ぜひ3分休憩で、花火仲間との対談記事を取り上げていただきたい」との要望がありましたので、今回は趣向を変え当編集部ではなく安斎さんにプレゼンテーターとなってもらい、花火仲間の「小野勝太」さんと対談していただきました。
それでは安斎さん・小野さん、よろしくお願いします!
目次
千葉の花火マニア×秋田の花火マニア豪華共演
安:小野さんこんにちは。先日のいせはら芸術花火大会(4/15開催・神奈川県伊勢原市)ではお世話になりました。いつもTwiterやFacebookでのやり取りばかりなので、こういう場面は緊張しますが、よろしくお願いします。
小:こんにちは、こちらこそよろしくお願いします。こんな形で対談が実現するとは思わなかったので意外ですし、とても緊張しますね。
安:と、その前に小野さん。簡単に自己紹介をお願いできますか?
小:はい、あまりオープンにはできませんが…私は秋田県に住んでいまして、各地の花火写真を撮り続けています。年間約15の花火大会に足を運んでいます。これくらいで勘弁してください(汗)
安:小野さんは恥ずかしがり屋ですからね!ではでは早速本題にいきましょうか。今回は小野さんが撮影した花火写真も交えながら、皆さんに花火の魅力について語っていただきましょう。今回のお題ですが、ズバリ!「花火マニアの心を動かした感動の花火プログラムベスト3」です。
2016年を振り返りながら、小野さんが感動した花火プログラムを3つご紹介いただきたいと思います!
小:あれ?感動の花火大会ではなく「感動の花火プログラム」なんですね??
安:はい!感動の花火大会(火愛好家厳選・マニアが涙した感動の花火大会2016ベスト3)は私がインタビューを受け記事にしていただきましたので、小野さんには「プログラム」にスポットをあて、一般の方に分かりやすくご紹介いただきたいです。
小:そうなんですね!はい、かしこまりました~
安:それでは小野さん、第3位発表しちゃってください!
第3位…赤川花火大会・エンディングプログラム
小:はい、私が感動した花火プログラム2016、第3位は山形県鶴岡市で開催される「赤川花火大会(以下、赤川花火)・エンディングプログラム」です。
私はいつも有料観覧席で撮影しているのですが、迫力がすごいです。通常の花火大会であれば最大が10号玉(尺玉)などの所が多いですが、赤川花火大会では20号(2尺玉)まであがるんです!! エンディング花火でも上がるのでさらに興奮は増しますね。
安:おーっと、これは!!実は感動の花火大会2016にて、第3位で私も赤川花火紹介しました(笑)最初から考えが一致するとは思いませんでした、まさにマニア目線(笑)
皆さん、ここでおさらいです。花火玉の大きさですが、10号玉(通称尺玉)は「玉の直径約30cm・開花幅約330m」20号玉(通称2尺玉)は「玉の直径約60cm・開花幅約500m」の大きさとなります。首都圏ではなかなかお目にかかれない大玉花火が、赤川花火では打ち上げられます。
小野さん、他にこの赤川花火・エンディングプログラムの見どころはありますか?やっぱり700mですかね(笑)
小:もー先に言わないでくださいよー!先に言われたら答える意味ないじゃないですか!!
安:すみませんm(_ _)m今日はプレゼンテーターなので極力黙っています。あ、黙っちゃダメなのか。ネタバレしない程度に質問しますね。では気を取り直して、他に見所は?
小:はい、そして、何と言っても打ち上げ幅が700mにも広がるところ。ここも見逃せないポイントです。視界にも収まりきらない花火は感動間違いなし!プログラムの尺も長く、花火終了後はお腹いっぱいの気分です。ぜひ動画をご覧いただきたいところですが、私残念ながら持ち合わせていないので、安斎さんの動画ご紹介いただけますか?
安:かしこまりましたー!では赤川花火・エンディングプログラム、どうぞご覧ください!
小:うーん、何度見ても感動する!あの日が蘇ってきますね。早くも今年の赤川花火が待ち遠しいです。
安:動画で振り返るっていいですよね。やっぱり大玉(尺玉・二尺玉)とそれぞれの花火が合わさった最大700m幅での打ち上げはこのプログラムの魅力ですよ!では第2位を発表お願いします!
第2位…長野えびす講煙火大会・ミュージックスターマイン
小:第2位は長野県長野市で開催される「長野えびす講煙火大会(以下、えびす講煙火)・ミュージックスターマイン」です。とても技術の高い花火が見られます。このプログラムは他と少し違い、音楽と完全シンクロしているんです。
安:私は昨年の日経新聞・プラス1「冬花火特集」に選者として参加したのですが、このえびす講煙火を1位に選びました。まさに小野さんと同じ観点、えびす講煙火のミュージックスターマインを高く評価しています。音楽にピッタリと合って打ち上げられる花火は本当に感動しますよね!
小:はい、まさにそうですね。でもそこだけではないんです。長野県は保安距離(花火と観客席の距離)が短いため、近い場所で花火を見ることができるんです。
安:確かに近い!火の粉が降り注ぐような感覚さえありますよね。頭上に広がる花火は迫力満点♪
小:あとはやっぱり、このミュージックスターマインの打ち上げには、長野の有力煙火店「信州煙火工業さん、紅屋青木煙火店さん」この2社が担当していることも評価のポイントですね。こちらは私の動画あるので、どうぞご覧ください。
安:小野さん、そう言えばさっき言ってた「評価のポイント」とは具体的にどこになりますか?
小:はい。ミュージックスターマインに定評のある業者という意味です。特に紅屋青木煙火店さんは全国各所の花火大会でも、賞を多数受賞していますから、そんな有力業者のミュージックスターマインは、やっぱり美しいの一言です。
安:なるほどね、紅屋青木煙火店さんが好きな花火マニアも多いですもんね。やっぱり有力煙火店が担当する花火大会は人気ありますよね!では堂々の第一位を発表しちゃってください!!
第1位…全国花火競技大会「大曲の花火」・オープニングナイアガラ付きスペシャルスターマイン
小:私が感動の花火プログラムとして第1位に選んだのは、やはり地元秋田の「全国花火競技大会「大曲の花火」(以下、大曲花火)・オープニングナイアガラ付きスペシャルスターマイン」です。
安:きた!やっぱり大曲花火ですか!!私も昨年久しぶりに行きましたが、終始美しい花火の数々にウットリしました。てっきりメインプログラムの大会提供が選ばれると思っていましたが、意外にもオープニングなんですね!?
小:はい。大曲花火のオープニングは別格なんですよ。午後6時50分の雷(らい)が鳴り終わると、津雲優さんの名曲「夢の空」にのせてオープニング花火がスタートします。大曲花火のオープニングは必ずこの曲で始まります。私は大曲花火を小さい頃から見ているので、この曲が流れ始めるとテンションが一気に上がってきます。きっと他の多くの方もそうだと思います。
安:確かに、私はこのオープニングから泣いてしまいましたよ。久しぶりに聖地に来たぞーーーってね(笑)。やっぱり花火マニアからすれば、この大曲花火オープニング「夢の空」は鉄板ですよね!せっかくの1位発表なので、ちょっと花火の構成についても紹介してもらいましょうか。
小:はい。簡単にご紹介しますね。オープニングがスタートすると、0:40秒くらいからアナウンスが始まります。このアナウンスを聞くと今年も始まったなぁと感じます。
そして1:10秒からナイアガラの点火が始まります。これも本当に圧巻ですし、ナイアガラの熱を感じます。ナイアガラだけでも迫力は満点ですが、ここに次は花火が(1:50?)打ち上がります。更に迫力が増します。動画では伝わりにくいですが、周りからの歓声がものすごいですね。私も声をよく出してしまいます。
安:うーん、せっくご紹介してもらったのですが、やっぱり言葉じゃ伝わりにくいですね(笑)こちらも赤川花火・えびす講花火同様、動画にてごらんいただきましょうか。
安:泣いた、また泣いた! 生で見たときよりは泣かなかったけど、動画で見ても泣けてくる…
小:でしょ!?このしっぽりと始まるところも雰囲気があって好きです。夕暮れに浮かび上がる姫神山も、より雰囲気を醸し出しますね。
安:この大曲花火のオープニングは、ぜひ皆さんにも生で見ていただきたいですね。ハンカチ片手にぜひ!
千葉の花火マニア×秋田の花火マニア豪華共演「2016年感動の花火プログラムベスト3」 まとめ
安:いやあ小野さん、楽しかった時間もあっという間に過ぎてしまいましたね。そろそろ締めなければなりません。今回はマニア同士の対談でしたから、時間がいくらあっても足りません!
小:そうですね、私も楽しかったです。もうあっという間でしたね。やっぱり花火の話をしているときが一番楽しいですね。
安:今回は花火プログラムに着目しましたが、花火大会で選ぶのも良し、こうやってプログラム単体で花火大会を選ぶのもまた良しですね。ぜひ皆さんにも、お気に入りの花火プログラムを見つけて頂きたいです。それでは小野さん、どうもありがとうございました。今年も美し花火を沢山観覧しましょう。
小:こちらこそ、楽しい時間をありがとうございました。また花火談話に華を咲かせたいです。お互いに美しい日本の花火を楽しんでいきましょう!
●画像提供:orangealice100
●画像提供:小野 勝太
花火マニア(愛好家)・安斎 幸裕(アンザイ ユキヒロ) プロフィール
1981年福島県生まれ、千葉県船橋市在住。花火観覧&動画撮影マニア。これまで国内100箇所以上の花火大会を観覧。テレビ・新聞・ラジオなど、多数のメディアに出演中。
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花火マニア(愛好家) 小野 勝太(オノ ショウタ) プロフィール
1月3日生まれ 秋田県在住。県内の花火大会を中心に観覧・撮影。年間約15の花火大会に足を運ぶ。
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