頭と心のオンとオフの切り替え

頭と心のオンとオフの切り替え

昨今、働き方改革なるものが世間を賑わらせている。

昔とは変わり、就職したら定年まで会社に勤め上げることこそが『美学』という考え方はもう存在しない。

現代社会は情報に溢れていて、今の自分が知らないことは検索エンジンが教えてくれる。迷ったときはSNSで知らない多数に相談ができる。一人で生きることに寂しさが付きまとわない世界。嫌なことがあればすぐに転職すれば良いと考える人々。

 

目次

仕事に対する熱量の変化

そういう寂しさがない世界だからこそ、仕事に対する熱量の掛け方は変わってきたのかもしれない。決まった定時に行き、決められたことをこなし、決められた拘束時間、社内にいれば給与が入る。人生の大事なことはもっと他にあるじゃないかとネット社会がささやき、仕事に人生を捧げるなんて、なんて愚かなんだと諭す。

 

一日に一時間のロスはあまりにも大きい

そんな考えが流行していると、定時ギリギリに滑り込むように職場に入り、就業時間から働き始めているが、カラダは働き始めても、頭や心は仕事モードにはなっていない。どこか集中できないまま始めの1時間が過ぎていく。

その生産能力がない1時間でも給与は払われる。給与を払う方にとってはたまらない。準備を事前に行い、就業時間開始から脳がフル回転している人とそうでない人とでは一日では約3倍の仕事量の差が出るらしい。そこに同じ給与を支払うのはおかしいのではないかと思う。

遊びに対してもそうかもしれない。何かのイベントやお祭りに関しても事前に準備をしている人と無知のまま参加する人では楽しみを感じる量は3倍違うかもしれない。

 

頭のスイッチをオンにする時間

なので仕事に対してオンとオフはとても大事だと思うが、せめて就業が始まる1時間まえには頭を仕事モードに切り替えて、遅くても就業時間の15分前には職場に着いていることが望ましいと思うし、仕事も充実して行えて、仕事が終わった後にはやりきった充実感がやってくると思う。

仕事が終わ、報告やり共有を終えたらなら一刻も早く仕事から離れることもオススメする。仕事が終わったのに職場に残り、グダグダと仕事仲間と話しをすることこそ無駄の時間でしかない。充実した仕事を終え、職場に伝えることを終えたら、もはや脳は開放すべきである。むだに線を切らずにダラダラつないでいることこそ脳が一番疲弊することであり、次の日の脳に負荷を掛ける一番の要因だろう。

 

働き方を変える前に、まずは自分の生活から

オンにする時間を早める。オフにする時間をスパッと決める。そういうセルフコントロール出来ている人たちが働き方改革を唱えているならば、喜んで私も賛同しようと思う。情報社会に溢れる働き方改革の自分の怠惰する部分だけを引っこ抜いて、自己主張する人間ほど結果的に何も成さないまま、年を取り誰かのせいにして自分を正当化する生き方しか出来なくなるだろう。

まずは何時に仕事に入るから何時には準備をして、何時には頭を切り替えて、と準備をする。準備に従って生活の時間を決める。仕事中心のような生活リズムだが、ここを疎かにしてしまうと全てが惰性になる。仕事とは人間にとって良い意味で自分を縛るものだろう。

 

結論

なんだかんだと自論を述べさせてもらったが、結論を言わせてもらえば、仕事の合間や仕事が終わったオフに切り替わるときには是非、この『3分休憩』のサイトに足を運んでほしいということである。

 

 

 

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