※この写真はラベルの大きさに合わせてボトルの大きさを調整しています。
左がサントリー・ウィスキー(通称角瓶)で、右がサントリー・ハイボール(通称角ハイボール)。そっくりなラベルですが、違う種類のお酒です。製造元も異なります。左はウィスキーで、サントリー株式会社が提供しています。右は混成酒(リキュール)で、サントリスピリッツ株式会社が提供しています。。
これがウィスキー大好きな私の頭痛の種でした。
目次
ウィスキー好きにとって頭痛の種
ある種の甲類焼酎やラム酒を飲むと頭痛がしたり悪酔いしてしまう人はいませんか?私がそうです。
その原因は分かっていて、私は廃糖蜜から造られたお酒が体に入ると拒絶反応を示します。頭痛や急な眠気、飲み過ぎると気分が悪くなり悪酔いします。水割りにして2杯飲めるか飲めないか、その程度でギブアップです。ある種の中毒症状だと思っています。
大酒のみではありませんので馬鹿みたいに飲みませんが、ウィスキーでボトル半分くらい、ブランデー3分の1ボトル、麦焼酎(乙類)5合、テキラーで10ショット、赤ワインで1本半くらい飲んだことがあります。それなりに酔っ払いますが体調が悪くなったことはありません。
原材料に廃糖蜜を使用した甲類焼酎やラム酒がダメなのです。
似て非なるもの
もう一度この写真を見てください。
そっくりじゃないですか!?
でも全然違うお酒です。似て非なるものとはこのことです。
友人宅で集まって飲む時、飲める人はサワー系の缶酎ハイを買ってきますが、私はそれが飲めないのでハイボールにする訳です。
で、てっきり(ウィスキー)ハイボールだと思って右の缶を買って行ったことが何度かあります。その度に途中で気分が悪くなって酒が進まなくなってしまってました。なぜなら・・・
ハイボールはカクテルハイボールの定義には広義を含め諸説を唱える諸氏がいらっしゃるようですが、ここでは「ハイボールとは、ウィスキーをソーダ(炭酸)で割った飲み物」であると断言しておきたい。そもそもハイボールはカクテルの名称で、ウィスキーをソーダで割ったものが元祖とされているからである。レモンはお好みで。日本のハイボールところが日本では(諸外国の事情は割愛する)、当初ハイボールが登場して以降、焼酎の炭酸割りを「焼酎ハイボール」転じて「酎ハイ」と称するようになり、いつの間にか「強いお酒を炭酸で割った... ハイボールという飲み物 - 3分休憩 |
↑ここで書きましたが、ハイボールはウィスキーを炭酸で割ったカクテルなはずなのに、強いお酒を炭酸で割った飲み物と拡大解釈されたまま流通し、当のお酒を提供する会社もそうなので、ラベルをパッと見ただけで同じ会社から出ている、ウィスキーの炭酸割りと信じてしまったからです。
突然ですが、「ハイボール」と「角ハイ」の違いをご存知ですか?ハイボールの定義ハイボールと言えば、ウィスキーを炭酸で割った立派なカクテルのひとつなのですが、日本では色々な解釈がされていて、かなり乱雑な状態になってしまっています。例えば、焼酎を炭酸で割った飲み物を「焼酎ハイボール」俗に「酎ハイ」と言ったりしますが、お店によっては「ハイボールください」と言うと、迷わず酎ハイを出してくれるところがあります。「ハイボールって言ったら焼酎の炭酸割りだよ」と、真面目に諭されるように言われたりして、そこで逆... ハイボールと酎ハイと角ハイと角ハイボール・その1 - 3分休憩 |
↑詳しくは前回書いていますが、サントリーから出ている角瓶関連のお酒には似て非なるお酒があるという事です。
これが正にウィスキー好きな私にとっての頭痛の種でした。シャレにもなりません(笑)
日本のお酒は酒税法で縛られていますが、実際はウィスキーに関する定義は甘く、ハイボールという呼称については全く自由なのですから仕方ないと言えば仕方ないですが・・・
なんか愚痴っぽくなってしまったので今回はこの辺で止めておきます。
まだ書きたいことはあるので、またそのうち気が向いたらウィスキーやハイボールについて書いてみたいと思います。
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