3分休憩

幸せは増えているのか減っているのか

同期のようで友達でもあり

ライバルでもある同じ年のB型

そんな仲間が何人かいる

 

ちょこちょこ連絡は取るが

滅多に会うことは減った

 

そんな中の1人が今度ラーメン屋を始める

 

すごい決断だと思う

さすがにあの頃のように子供ではなく

 

それなりに大人たちのズルい部分を

嫌というほど見てきた僕らだから

余計にすごいと思った

 

どう生き抜いていけば良いか

それを知っているのに

敢えて、いばらの道をこの歳から進むなんて

 

いたたまれず今日、様子を見に行ったが

彼はあの頃のような

キラキラした眼で笑っていた

 

もちろんいろいろ考えての出店だと思うし

世の中はそんなに甘くない事も知っている

 

それでもまたあの毎日を思いっきり楽しんでいた

あの時のあの笑顔になれるとは。

 

くだらないしがらみとか

おかしいと思うことをおかしいと言わないで

そうですねと生きている自分と重ねて

何かに甘えている分だけ

自分の中の大事な何かを捨てていっている

そんな気もした六本木からの帰り道

人の応援なんかしてる場合ではない

自分がまずは楽しまないといけない

モバイルバージョンを終了