3分休憩

東京・日比谷公園の「山梨ヌーボーまつり2016」に行ってきました

ワインも好きな県田勢です。11月3日、東京の日比谷公園で開催した「山梨ヌーボーまつり2016」に行ってきました。

目次

実りの秋の後に新酒の秋

実りの秋や味覚の秋などの表現があるが、収穫した穀物や果物などをベースにした新酒が出回るのはその後。ボジョレーヌーボーの解禁日(今年は11月17日)に先がけて行われるのが、この「山梨ワインまつり」だ。前夜が雨だったので「大丈夫かな」と思っていたところ、3日当日は秋晴れの好天。梅酒まつりの主催者はツイていなかったようだが、こちらの主催者(山梨県ワイン酒造組合)はツキを持っていたらしい。

もっとも文化の日(11月3日)は晴れの特異日なので、この日に開催を決めた関係者の判断力の良さに違いない。
ただしその分、混雑するのは必至で、11時半ごろには会場横(第2花壇、奥の紅白テントが試飲会場)は、こんな状態に。おそろいのグラス(後述)を並べているので「ワインまつりの参加者だな」と分かる。

前売り券よりも当日券?

こうしたイベントでは前売りチケットを割安にしていることが多いものの、こちらの前売券は2000円、当日入場も同じく2000円。
前売券を買っていないので「大丈夫かな」と思っていたのところ、すんなりと入場できた。
前売券を持っている人と持っていない人で入り口が異なるのだが、むしろ持っていない方が並びが少なかったようだ。この辺りは工夫の余地があるのかも。

2000円で10回の試飲

入場の際に貰えるのがこちら。
出品リスト兼あいさつのパンフ、会場図、山梨ワイナリーズフェア(12月16・17日)の案内、おつまみのナッツ、そして専用グラス(プラスチック製)、10枚つづりのチケット。 試飲1回につきチケット1枚を渡すシステム。グラスは4分目あたりに線が引いてあり、概ねここから上にワインを注いでもらえる。
時にサービスのよい出品者もあるが、その辺りは運だろう。
ただし入場してすぐ試飲に行くかは考えもの。早くも12時過ぎには、販売コーナーに完売の札が下がっていた。つまりお目当てのワインがあるのなら、先に買っておくのがお勧め。

試飲は追加も可能

出品しているワインは約60本。ザッとみたところではスパークリングワインの人気が高く、長い列ができていた。先に書いたように、そうしたワインはさっさと自前で購入し、他のワインを試飲するのも手だろう。
やや空気が冷たかったものの、日差しもあってちょうど良い感じ。10枚のチケットはあっと言う間になくなった。飲んだワインの中から一部を紹介。

デラウェアにごり2016(シャトー酒折ワイナリー)

あじろん初しぼり(蒼龍葡萄酒)

シャンモリ山梨マスカット・ベリーAヌーヴォー2016(盛田甲州ワイナリー)

錦白新酒甲州(錦城葡萄酒)

セレナ甲州2016(中央葡萄酒)

アジロンスパークル(アルプスワイン)


会場には、グラスを洗う場所や、追加で飲みたい人のために、追加チケット販売所もあるので、ご心配なく。

なお2時頃には完売の札が更に多くなっていた。

偶然金魚の品評会に

「そろそろ帰るか」と思って公園を後にしようとしたところで気付いたのが、隣の楡の木広場で行われていた金魚の品評会。
「日本らんちう協会全国品評大会」(「らんちう」で間違いありません)だそうで、ちょっとした目の保養になった。皆さんもどうぞ。

今年のワイナリーイベントは終わってしまったものの、世の中には色々とお酒のイベントがある。こちらのサイトに色々掲載されているので、たまにはお昼からお酒を飲むのも楽しいかも。

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