西洋梨より和梨が好きな県田勢です。とはいっても洋梨もおいしいです。期間限定で洋梨を使ったチューハイが販売していたので飲んでみた。
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西洋梨の旬は?
写真BY写真AC
店頭で商品を見た時、「なぜこの時期に?」と思って調べたところ、洋梨の旬は秋から年を超えて1~2月くらいまであるとのこと。そうであれば、この時季限定なのも納得。
発売中の合同酒精(オエノン)から「NIPPON PUREMIUMU 山形県産のラ・フランスのチューハイ」、サントリーから「こくしぼり 華やぐ西洋梨」、西友から「みなさまのお墨付き 贅沢果汁50%洋なし」を飲み比べてみた。
合同酒精「NIPPON PUREMIUMU 山形県産のラ・フランスのチューハイ」
「山形県産のラ・フランス」とあるように、県別での生産量は、山形県が最も多く年間約2万トン。洋梨全体の約6割、ラ・フランスでは8割近くが山形県で生産されている。
また和梨にいろんな種類があるように、洋梨にも多くの品種がある。ただし日本での知名度は「ラ・フランス」が圧倒的(その他はル・レクチェ、バートレット、オーロラなど)だ。
酒色は白色透明。アルコール度数は3%と高くなく、すっきりとした味わいに仕上げてあった。他の2商品と比較したところ、炭酸は弱めで飲みやすさがきわ立っている。
ひと口飲んで「洋梨の特徴は弱いかな」と思ったものの、お酒の印象が強くないこともあって、後味まで十分に洋梨の印象が残った。
合同酒精「NIPPON PUREMIUMU 山形県産のラ・フランスのチューハイ」ページ
https://www.oenon.jp/nipponpremium/lineup.html#d10
サントリー「こくしぼり 華やぐ西洋梨」
この「こくしぼり 華やぐ西洋梨」では、ラ・フランスの浸漬酒を使うとともに白ワインも加えているとのこと。
酒色は白色透明ながら、「山形県産のラ・フランスのチューハイ」よりもちょっと濃い目。果汁は20%なので、果汁が増えた分が酒色に影響してるのかも。ただし洋梨の味わいは、あまり変わったようには思えなかった。
むしろ印象に残ったのは「お酒!」の感覚。アルコール度数は5%で、「山形県産のラ・フランスのチューハイ」の3%と比べて「ああ、しっかりとお酒だな」と感じられた。
1本で酔えるほどではないものの、「お酒が飲みたいな」と考えるのなら、こちらをお勧めしたい。
サントリー「こくしぼり 華やぐ西洋梨」ページ
http://www.suntory.co.jp/news/article/12775.html
西友「みなさまのお墨付きチューハイ 贅沢果汁50%洋なし」
果汁が多めでもプライベートブランドのため、価格が休めなのはうれしい限り。ただしプライベートブランドゆえ、西友やLIVINなどでしか買えない面もある。
酒色は先の2商品と比較して透明度が高い一方、わずかに黄色(黄緑色?)がかっている。果汁が多めなためか、洋梨の香りも一番強かった。
アルコール度数は「華やぐ西洋梨」と同じ5%。ただし「華やぐ西洋梨」ほどに「お酒!」との印象は強くない。むしろ洋梨ジュースの味わい。
そんな点で考えると、果汁とお酒(スピリッツ)のバランスがどうなんだろうなぁとの感じ。ただ洋梨の印象が強いのは間違いないので、しっかり洋梨を味わいたい人はこちらをどうぞ。