お久しぶりです。如月です。
みなさんは京都といえばどんな食べ物を思い出すでしょうか?湯豆腐、湯葉、九条ネギ。京都は美味しい食材がいっぱいなのでせっかく京都に行ったら色々と食べてみたいと思いますよね。
湯豆腐、湯葉、九条ネギなんかは、色んなお店が展開しているので、ふらっと行っても何となく食べれるところが多いです。
しかし今回紹介したいのは、「焼き胡麻豆腐」。「焼き胡麻豆腐」って聞いたことありますか?実はこの食材、京都の名店中の名店「じき宮ざわ」さんが出しているお料理なのですが、こちらでないと食べられない代物なのです。
最近、やたらとメディアに取り上げられるようになり、一度は食べに行ってみたかったのですが、今回それが叶いました!それだけではありません。今回「じき宮ざわ」さんはちょっとしたお茶席スタイルでのおもてなしをしてくれるお店だったのです。
思いがけず、お茶席体験も同時に楽しむことができました。日本の伝統的なしきたりや作法に触れることができてとっても感激しました。
それでは、さっそく「じき宮ざわ」さんをレポートします。
目次
まずは予約が大事
「じき宮ざわ」さんはカウンター席のみの小さなお店です。10人前後しか入らないため、お昼のお食事は時間入れ替え制です。予約時はどのお値段のお料理の予約かということも聞かれるので、事前に決めておきましょう。
店に到着
店に到着するともう数名こられているお客さんが。全員予約客です。こちらのお店は、ふらっと入る店ではなく、わざわざ予約をして、お食事をするために足を運ぶ店なんですね。それほどにこちらのお店のお料理はイベントそのものです。
全てカウンターを挟んでの席なので、料理人の作業が全部見渡せて、これはこれで面白いんです。店の中は、お客さんが10人前後なのに、カウンターの奥ではメインの料理人と補助をする料理人が3名ぐらい、常に忙しそうに立ち歩いていました。
いよいよお料理を堪能します
まずはお酒のメニュー。ビールなんかもありました。ほとんどの人がお茶でした。お茶もなくなったらすぐ注いでくれる気の利きようで、おもてなしが素晴らしかったです。?
こちらは、いかの味噌和えですね。味噌がおいしくて、ぬたが実に日本料理らしい味わいでした。
そして、いよいよ焼き胡麻豆腐です。
胡麻豆腐の上にさらにすりごまをかけていて、ごまの香りが周りに充満するくらい。豆腐が温かかったのですが、濃厚でとろとろ感もあり、白子のような贅沢な味わいでした。これは一度は食べてみることをおすすめしたいです。ちなみにお土産として持ち帰れるものもありましたが、すべて品切れです。さすが、人気あるなあ。
ちなみに釜で炊いたご飯って芯があるんですね。炊飯器って優秀なんだなと思いましたが、こういう芯のある感じや水っぽい感じも色々と体験できて面白かったです。
自然の恵みをいただいた命に失礼のないように丁寧にいただく、そんな真髄を感じられたひとときでした。是非、京都に来られた際には行ってみてくださいね。