梨は固いのが好きな県田勢です。
関東の梨狩りの時期は早い所では8月上旬から、遅い所だと10月後半くらいまでは楽しめます。そろそろ8月も下旬となって、関東近県の梨狩りスポットが開園を迎えています。そこで近隣の梨狩りスポットを紹介しましょう。
都内はやっぱり料金が高め
ふなっしーの活躍もあって、千葉県内の梨狩りスポットは多いですが、都内や埼玉、神奈川にもあります。
ただ料金にちょっと差があります。そして持ち帰り料金が一律な園がある一方、品種によってやや異なる園もあります。
もぎ取った梨は、そのまま持ち帰るようになっているところがほとんどです。「じゃあ、食べられないの?」と思うかもしれませんが、それとは別に試食用を用意しているところが多いですね。
【東京都】
●内海果樹園(世田谷区)
日曜、祝日に開園しているのが、世田谷区にある内海果樹園です。
明治から大正時代にかけて活躍した文豪、徳冨蘆花の旧宅などがある都立公園「蘆花恒春園」の近くにあります。内海果樹園と一緒に訪れても良いですね。
開園時間:10時~15時
持ち帰り料金:1キロ1000円
世田谷区「ふれあい農園」ページ
http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/101/116/302/304/d00120756.html
●水田園(東村山市)
この8月20日に梨狩りが始まったばかりなのが、東村山市にある水田園です。お昼前後となる11時から13時が特に混雑するようで、午後2時以降の入園が「比較的スムーズ」とお勧めしています。
開園時間:10時~16時頃
持ち帰り料金:1キロ600円
梨もぎ案内「水田園」サイト
http://kazyu-mizutaen.server-shared.com/li-mogian-nei-shui-tian-yuan/
【千葉県】
●伊藤園(市川市)
100年以上の梨専業農家としての歴史がある伊藤園では、時期により5種類(幸水、豊水、かおり、あきづき、新高)の梨狩りができます。ホームページからの注文(5キロセットで4000円前後)も受け付けています。
開園時間:10時~17時
持ち帰り料金:1キロ700円~900円
「伊藤園」サイト
http://www.itou-en.com/
●高愛梨園(松戸市)
千葉県松戸市は、明治時代に二十世紀梨が誕生した土地(昔の名称は千葉県東葛飾郡)で、市内の二十世紀公園には、いくつもの記念碑が建立されています。高愛梨園では下記ページを印刷して持参すると、料金から5%割り引きになります。
開園時間:10時~16時
持ち帰り料金:1キロ650円
「高愛梨園」梨もぎページ
http://www.takaai.com/tyumon/mogitori.html
【神奈川県】
●芝口果樹園(横浜市)
横浜市戸塚区にある芝口果樹園では、8月11日から梨狩りが始まっています。また国内でも珍しい、いちじく狩り(持ち帰り料金は5~6個で500円)も同時期に始まっており、梨狩りと一緒に楽しむことができます。
開園時間:10時~16時
持ち帰り料金:1キロ600円~900円
「芝口果樹園」サイト
http://www.s-kajuen.com/
●鈴木園(茅ヶ崎市)
鈴木園でも8月20日に梨狩りが始まったばかりです。大好きな人も多い栗拾い(持ち帰り料金1キロ1000円)も9月3日から始まる予定です。近くには県立茅ヶ崎里山公園もあるので、こちらでのんびりすることもできます。
開園時間:10時~15時
持ち帰り料金:1キロ550円~650円
「鈴木園」サイト
http://www.suzukien.com/
【埼玉県】
●松川梨園(桶川市)
松川梨園では期間中(10月10日まで)休みなしで営業しています。平成17年に農林水産省に品種登録された埼玉県オリジナル品種の梨「彩玉(さいぎょく、埼玉県内のみの限定生産)」も持ち帰りが可能です。
開園時間:10時~17時
入園料金:大人400円、子供(3歳~12歳)200円
持ち帰り料金:1キロ700円
「松川梨園」サイト
http://www.kakurezato.sakura.ne.jp/
注意したい服装と靴
8月下旬となっても、まだまだ暑い日が続きますが、梨狩りに行く際には、肌の露出に気を付けましょう。1つは防虫対策、もう1つは木や草などで肌を傷つけないために、です。前者は防虫スプレーをしっかり効かせておくのも良いですね。
また果樹園内は柔らかな土であることが多いので、スニーカーのような動きやすく、汚れても構わない靴が良いでしょう。かかとの高い靴や、つま先が出ているサンダルなどは、避けた方が良いと思います。
トップ写真は写真AC_popoより