「インドネシアは景気いい」って言うけど、実際どんなトコなのよ?

こんにちは、「戦う青色申告者」澤田真一です。

今回は私の本業である「インドネシア情報」についての記事を書きたいと思います。

なぜ、インドネシアか? それは一言で言えば、「景気がいいから」です。

インドネシアの投資ブームは終わったと言われていますが、それでもこの国の規模はASEANの他の国を大きく上回ります。外資にとっては今でも魅力的な市場であることに、いささかも変わりはありません。

私の「職場」でもあるインドネシアの光景を、少し覗いてみましょう。

自動車が波のように

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インドネシアの首都はジャカルタです。この都市には、実に多くの日本人が居住しています。というよりも、「外国人が多い」と言ったほうがいいでしょうか。

インドネシアの公用語はインドネシア語なのですが、ジャカルタに限って言えば英語がよく通じます。そして何より、ジャカルタはデカイ! 初めてここを訪れた人は「ジャカルタって、もっと田舎だと思ってた。こりゃ東京よりも賑やかじゃね?」なんて言ってしまいます。

何しろ、自動車の量がハンパじゃありません。東京よりもたくさんの車が走っていることは、ぱっと見ただけでも確かです。だからジャカルタでは交通渋滞が深刻化しています。だけどみんな、自動車を買いたがります。

よく現地の事情を知らない日本のモーターメディアなんかは、「現地市民の最低法定賃金を鑑みると200万円の日本車は高級車」と書いてしまいますが、実際は月300米ドルももらっていない人でもそれくらいの新車を買います。銀行が渋らずお金を貸してくれるということがある上、自国通貨のレート次第では新車購入金額よりも数年後の下取り金額のほうが高くなるからです。そうはならずとも、「車は転売可能な資産」という考え方が徹底していれば新車は実質安くなります。

だからこそ、最低法定賃金の低さはあまり苦にはならないわけです。

電車は日本から持ってくる

一方で、公共交通機関も日に日に整備されています。

特に注目なのは、電車。実はジャカルタを走る電車は、日本から中古車両を持ってきて動かしています。

日本とインドネシアの線路幅規格は同じで、若干の調整ですぐに車両を走らせることができます。それにインドネシア国内の車両製造メーカーは生産キャパシティーがあまり大きいとは言えず、日本から中古を持ってきたほうが早いという事情があります。

路線バスの場合は、日中韓の競争があります。『トランス・ジャカルタ』が使用している車両はこの3ヶ国のもので、新車両導入の話があるたびに各社が営業部員を派遣します。その争いは熾烈そのもの。

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そういえば、2019年に完成予定のジャカルタ地下鉄は日本企業が建設を受注しました。路線の掘削作業は順調に進んでいるようで、地上の流通を止めることなく作業を進められる技術力に現地の政治家からも高評価を受けています。

インドネシアの「革命」

そんなジャカルタに今、大革命が訪れています。

それはバイクタクシー。これ自体はもちろん以前から存在しましたが、今ではスマートフォンのアプリでバイクタクシーを好きな場所に呼び出すことができます。

バイクタクシー配車サービス『Go-Jek』は、ジャカルタ市民の生活を大きく向上させました。インドネシアでは去年の中頃から安価な4Gスマホが続々発売され、その普及率も大幅に伸びています。スマホユーザーの数が増えたことで、この国ではデジタルビジネスの可能性が注目されるようになりました。

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もともとこの国の国民は若いため、社会の進化のスピードも日本の比ではありません。私もある時期にインドネシアを半年ほど離れてまた戻ってきたら、先述のGo-Jekなるものがいつの間にか普及していました。

だから、この国から目を離すことはできない! 過度な内資保護の政策を打ち出す政府、未だなくならない汚職などの難しさはありますが、それでもインドネシアは新しいビジネスを始めるだけの巨大な「開拓地」が広がっています。

インドネシア、どうでしょう!!!

なお、わたくし澤田真一が、インドネシアに関する無茶振り取材を受けるおもしろ企画を実施していますので、興味ある方はぜひ!