[3]という数字は縁起が良いのか悪いのか?

[3]という数字は縁起が良いのか悪いのか?

 

数字の勉強や物の値段、業績の数値や時間など数字は概ね「記号」として捉え、ただひたすら目で追うだけになりますが、これが「縁起物」となると話は別です。とたんに記号の殻を脱ぎ捨て、神々しいオーラまで帯びて人々の前に君臨します。

さて、そこで気になる「3分休憩」の「3」。数字の「3」は縁起が良いのでしょうか悪いのでしょうか?

目次

「3」の数字は縁起が良いのか悪いのか

きっぱりお答えしますと、日本人にとって数字の「3」は縁起の良い数字とされています。その起源は平安時代から息づく陰陽道にありその中で数字の「3」は最も区切りが良く縁起のいい奇数として伝えられてきました。

この考えは日本人にとても合ってたようで3をはじめとする奇数は元旦(1/1)桃の節句(3/3)端午の節句(5/5)七夕(7/7)など節目や歳時記などの暦は奇数が多く、、三位一体、三種の神器、三拝一礼、三三九度など神事でも「3」を重視している事が伺えます。

結婚式のご祝儀などでも2や4は縁起の悪いものされていることから、
「3」という数字の絶妙なバランス具合が長年縁起のいい数字とされている理由かもしれません。

「3」が大好き日本人

「世界三大○○」「御三家」「三人娘」「3つの効能」「三権分立」などなど、先祖から脈々と受け継がれてきた「3」は縁起がいいという教えの効果で、日本には「3」にまつわる言葉がたくさんあります。「早起きは三文の得」という言葉一つとっても、江戸時代の頃にはしっかりと市井の人たちにも浸透していたようです。

つまり、それだけ「3」の数字は日本人に愛されてきているのでしょう。
ところが「3」の言葉が通用するのは日本人だけで例えば「世界三大○○」などの三大ランキングなどは日本圏内でしか通用しないと言われていますので、インターナショナルなパーティーで世界三大○○を話題にする時などはご注意ください!

縁起をかついで「3」を待つ?

数字の「3」が縁起がよく日本人に好かれるというのは上記で説明した通りですが、「3」のゲンを担ぎたいばかりに、抽選待ちの「3」が存在します。それは車のナンバーです。

ひと昔前の車のナンバーは番号を割り当てられていただけですが、ナンバーを自由に組み合わせできることになり、自分にとって縁起のいい数字でナンバーを取得したい人が殺到しました。陸運局では人気の数字は時期を決めて抽選することになりましたが、殺到した数字というのが「1」「5」「3」「7」の奇数だったのです。中でも「333」のゾロ目は「777」に匹敵するくらい人気があると言われています。

車のナンバーで「3」が好まれている理由の一つに「仏の顔も三度まで」という諺が関連しているという話もありますのでゲン担ぎの一種である事は間違いないようです。

と、いう事で数字の「3」は縁起物。
「3」の数字を眺めてあなたもハッピーになりましょう♪

 

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