夏よりも秋冬が綺麗!?秋冬花火が綺麗なワケ&おすすめ秋冬花火

長野えびす講煙火大会_信州煙火

こんにちは、花火マニア安斎幸裕です。みなさん、この平成最後の夏、花火見ましたか??

花火大会が最も多く開催されるメインシーズンの7・8月も終わりを告げ、業界的?にはちょっと一段落ついたところです笑

今年の7・8月を振りかえってみますと、台風・ゲリラ豪雨に見舞われ、中止・延期になった花火大会が数多くありました。特に7最終土曜、各地で花火大会が開催される日であったにもかかわらず、台風が列島を襲い東京都下で人気の「隅田川花火大会」も台風の影響により順延、「倍川花火大会(静岡)」や「桑名水郷花火大会(三重)」は無期限延期を余儀なくされました。

台風もそうですが、ゲリラ豪雨も頻発し、梅雨明けこそ早かったものの、湿度が高いムシムシ・ジメジメした日が続き、花火大会にとっては過酷な気象条件が多かったように思えます。

 

夏が危ない!?花火をきれいに見るためのポイントとは

そんな気候不安定な日本の夏に欠かせない、夏の風物詩・花花火見なきゃ夏が来ない!!なんて方も多いと思います、まあそんな私も「夏=花火」なわけですが・・・

 しかし今、日本の夏花火が危機にさらされています!!

 花火は屋外のイベントのため「気象条件」に大きく左右されます。花火を綺麗に見るポイントとしては主に以下の3点が重要になってきます。

 

  • 天気(当然ですが、雨よりも晴れているほうが断然良い!)
  • 風向き(追い風であると煙が奥に流れて綺麗に見える!)
  • 湿度(湿度が低いと花火の光がくっきりと見える!)

 

私達マニアは1週間前から天気予報とにらめっこ、3日前からは風向き・湿度にも気を配ります。ここ近年の日本の夏の気候を見てみますと、「台風の近接」そして「ゲリラ豪雨」。実はこれ、「花火を綺麗に見るポイント」に当てはめてみますと、最悪な気候なんですね。花火にとって天敵のジメジメムシムシの気候です。

まあ、風向きはともかく、雨・湿度が高い、これではせっかくの花火も台無しです。

台風も勢力をたもったまま上陸するようになり、天気予報も当てにならないいま。日本の気候は温帯から亜熱帯化しつつあります。日本の夏は湿度が高く、いつ雨が降ってもおかしくない状況です。

 

 

実は花火は、夏より秋冬が綺麗

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そんな中、近年では気候の安定している「秋」に花火大会を開催しようという動きが高まっています。「え?秋花火??そんなの雰囲気ないじゃない」と思われるかと思いますが、いまや花火にとっては「秋が最高」の気候になってきています。秋花火が良い理由を上げてみますと…

 

  • 晴れの日が多く、天気が安定している
  • 湿度が低く、花火の光がくっきり見える
  • 体への負担が軽減される

 

この3点が挙げられます。以下詳しく見てみましょう。

 

秋花火が良い理由1「晴れの日が多い」

(天気予報士じゃないので詳細は割愛)秋になると台風・前線・ゲリラ豪雨の心配も無くなり、天気が非常に安定してきます。秋晴れなんて言葉もあるように、秋の天気は他の季節の晴れとは一線を画する、非常に清々しい晴れ間が広がります。花火にとっても最高のコンディションとなります。

 

秋花火が良い理由2「乾燥した空気」

秋になると、特に太平洋側では空気が大変乾燥してきます。花火は光「火」です。火の天敵は水であるように、花火の光も湿度と密接な関わりがあります。湿度が低いとくっきり綺麗な光となります。秋は夏よりも綺麗な光を楽しむことができます。

 

秋花火が良い理由3「過ごしやすい」

秋は気温もそこまで上がらず、湿度も低いため屋外でも大変過ごしやすいです。夏は大変苦痛だった「駅からの移動」「場所取り」なども秋の気候下ではその苦痛も軽減されます。またで店でも「おでん」「もつ煮」「熱燗」など、秋ならではのメニューを楽しむことができます。

このように秋は花火大会にとって至れり尽くせりなんですね。ただ日本の花火は、その歴史(起源)と密接に関係していますから「じゃ、秋に変更しよう」とおいそれと急に変更することもできません。

歴史・起源・背景を重んじつつも、秋花火が増えて行けば良いなと思っているのも事実です。スポーツの秋・味覚の秋・花火の秋!!なんて言われる日もそう遠くないかもしれませんね!!

まあデメリットを上げるとすれば夜間は冷えるので防寒対策が必要(夏にくらべ荷物が多くなる)ことぐらいでしょうか…

 

秋花火まとめ・おすすめ秋冬花火大会

そんな絶好のコンディション下で開催されるであろう、花火マニア厳選の秋冬花火をご紹介します。今夏花火を見損なってしまった方!この記事を読んで秋冬花火に興味を持たれた方、ぜひ足を運んでみてくださいね♪

 

10/6(土)

土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)

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日本三大花火・日本三大花火競技大会の一つ。花火業者が腕によりをかけ作成したこんしんの花火を打ち上げ、その完成度を競い合う競技大会。大会の合間に披露される「大会提供花火」は音楽に連動し展開幅500mで打ち上げられる人気プログラム。

 

10/13(土)

NARITA花火大会  in 印旛沼(千葉県成田市)

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高さ40mのクレーンに鉄骨を吊るし、そこから花火を打ち下げて回す「成田花火タワー」や、ラスト3分間に2000発もの花火を打ち上げる「成田黄金伝説」など、全国クラスの目玉プログラムが目白押しの人気花火大会。今年は成田山開基1080年を祝し、例年の10,000発から12,000発に増発される。

 

10/13(土)

こうのす花火大会(埼玉県鴻巣市)

ギネス認定・世界一重い花火玉が打ち上げられる花火大会。その花火玉の重さは何と460Kgにもなります。また一尺玉(東京タワーと同じ高さまで上がる花火)を300連発で打ち上げる「鳳凰乱舞(おおとりらんぶ)」など、全国的にも有名な大型プログラムが披露されます。

 

11/23(金)

長野えびす講煙火大会(長野県長野市)

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「日本一美しい晩秋の花火」というキャッチコピーのもと、秋冬花火の代名詞花火大会でもある長野えびす講煙火大会では、くっきり綺麗な光を存分に楽しむことができるファン必見の花火大会です。紅屋青木煙火店・信州煙火店、長野を代表する2大巨匠が打ち上げるミュージックスターマインは見る者を魅了します。

写真:orangealice100