ご当地グルメ誕生の瞬間に立ち会った!? 「世界で3番目のクラムチャウダー」

こんにちは。あったかいスープが食べたいオコシです。

「世界で3番目のクラムチャウダーを作ったから試食に来ない?」
船橋観光協会副会長の海老原義憲(よしのり)さんから、ご連絡をいただいたのは、つい3日前のこと。
「5人分しかない」という限定感につられ、とにかく試食会への参加を決めました。でも、「世界で3番目ってなに?」

ご当地グルメの試食会に潜入

会場は、船橋漁港にほど近い「呑み喰い処 彩三味」(さいみみ)さん。参加者は4人、みんな初対面同士です。
 
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海老原さん:クラムチャウダーといえば、アサリやホンビノス貝なんかの二枚貝が入ったホワイトソースのスープをイメージしますね? それは「ボストン風」と呼ばれるクラムチャウダーのひとつ。トマトをベースにした「ニューヨーク風」の赤いクラムチャウダーもあるんです。
 
DSC08848オコシ:ピンと来ました! ボストンとニューヨークに続く第三のクラムチャウダーを狙っているわけですね!!
 
DSC00074 (3)海老原さん:そういうことです。マスターの金子光夫さんと試行錯誤した自信作です。
 
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金子さん:海老原さんといろいろ試しながら作りました。召し上がれ!
 
 
 
と、いうことでいただいたのが、こちらのクラムチャウダーです。
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DSC08848オコシ:ベースは……ボストン風のクラムチャウダーみたいですね? 上に乗っているグリーンのソースは、船橋だけに海苔だったりして!?
 
DSC00074 (3)海老原:不正解。まあ食べてみてください。
 
 
 
ホワイトシチューの部分から別々にいただいてみます。うん、想像どおりのクラムチャウダー。ジャガイモ、タマネギ、ホンビノス貝……。盛りだくさんの具で、野菜の甘みがほんのり効いた、やさし~いチャウダーです。
 
なぞのグリーンソースを混ぜてみると……!!!
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 みるみるうちに、鮮やかなグリーンのスープへと変わった! 
 
 
DSC08848オコシ:海苔の香りはしませんね。見た目ほどの劇的な変化はありませんが、少しまろやかで上品な味わいになったような……。
 
DSC00074 (2)グリーンのソースは船橋名物の小松菜です。西船橋ひらの農園さんの小松菜の葉を30秒ほど湯通しし、ミキサーをかけてペーストにしました。生だとちょっと青臭いし、パウダーだときれいな色が出ない。いろいろ苦心しましたね。
 
DSC08848オコシ:苦みやえぐみはなく、貝のダシにごく自然になじんでいるように感じます。それに、刻んだホンビノス貝も入っていて思った以上のボリューム感です。
この桜エビも磯の風味がとてもよいアクセントですね。
 
DSC00074 (3)海老原:それは、「海老川」と「海老原」の海老です(笑)。私が関わったメニューには、海老が必ず入っています。船橋のお店には、他にもいくつかあるんですがね、ふっふっふっ。
 
 
 
そういえば、この日クラムチャウダーと一緒にいただいた「御菜浦御膳」(950円/通常クラムチャウダーは付きません)。
DSC09979船橋名物のスズキとホンビノス貝、さらに大きな海老フライが! これも海老川/海老原の海老ですね。
 
この日、一緒に試食した皆さんからも
「きれい!」(女性参加者)
「社交辞令抜きにおいしい」(男性参加者)
との声が上がりました。
 
世界で3番目のクラムチャウダーは、この後、彩三味さんで提供予定です。「どんどんレシピも提供して、船橋に広めていきたいです」とマスターの金子さん。
ぱっと見のインパクトがあり、食べてみておいしく、ストーリー(ダシャレ)もある。
小松菜のみならず、船橋にはたくさんのご当地グルメがありますが、ヒットの条件はそろっていそうです。
 
あっけないほど静かでのんびりとした昼下がりの試食会。ご当地グルメ誕生の瞬間とは、こんな風にさりげないものなのかも!!
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金子さんご夫妻(右・中央)と海老原さん(左)。