6月特有の雑学や豆知識、行事には何があるのかまとめてみた!

6月といえば日本の暦では水無月(みなづき)と呼ばれています。「6月なのに水なし月とは」と誰もが思いがちですが、実は水がないという意味ではありません。

昔の読み方では「無」という字は「~の」という使い方をしているので「水の月」という意味合いを持っています。 6月は田植えも終わり水田には水が張ってある季節でもあるので「水張り月」という解釈もあったのでしょう。 気候もちょうど雨の多い梅雨の季節。そう考えても6月と水は何かしらの因縁を感じますね。

さあ、そんな6月にはどんなヒミツが隠されているのでしょうか? 「6月」についてのあれやこれやを見て参りましょう。

祝日がない!

そういえば6月には「祝日」というものが存在しません。 GW~海の日まで祝日がないのはなんとも寂しいものではありますが、なんと過去にも6月に祝日が存在した事実は確認されていないのです。 そもそも日本の祝日というものは、暦の上でのハレの日や天皇家に由来した節目の行事に、国民的なお祝い事がある時に制定されるものですが、6月にはふさわしい日がないということで祝日が制定されるまでに至らない という事もあって現在まで来ています。 ただし「国民的祝日」はなくても、千葉県や栃木県は6/15が「県民の日」となっているので、千葉や栃木の公立校に通う子供たちには貴重な「6月の祝日」となっているようです。

6月にはどんな日がある?

6月にはどんな日や記念日が存在するのでしょうか? 有名な記念日からマイナーな記念日までいくつかピックアップしてみます。

6月1日:スーパーマンの日

6月1日はあの正統派ヒーロー代名詞でもあるスーパーマンが誕生した日です。 …といっても彼の誕生日とかではなく、1938年6月1日にアメリカで創刊されたACTION COMICSの中で、スーパーマンの連載も開始されたから、という理由だそうです。日本人だと映画から知った人も多いですがスーパーマンは実はそれよりもはるか昔にマンガの方で大人気となっていたのですね。

6月2日:横浜港・長崎港開港記念日

歴史のテストで間違えやすい条約の一つでもある「日米修好通商条約」 これが締結されたのは1858年ですが、その次の1859年の6月2日に、横浜と長崎が開港しました。 毎年6月2日には横浜と長崎で開港記念まつりやそれにまつわるイベントがにぎやかに開催されるとか。

6月9日:ネッシーの日

ひとむかし前なら未確認生命体の代表と言えばイギリスのネッシーでした。 1933年の6月9日イギリスのスコットランドにあるネス湖で巨大な怪獣を発見した!という記事と写真が新聞に掲載され、世界中を震撼させました。 ネス湖は霧が多くて視界が悪く、水も濁っていたのでどんな長い間大がかりな捜索をしても発見されずじまいでしたが、2016年現在でも水中ロボットなどを投入してネッシー探しは継続されています。 ただし一番有名なネッシーの写真の主が亡くなる直前に「あれはジョークだった」と告白しているおかげでネッシーは「時代遅れのUMA」となってしまった感は否めません。

6月10日:時の記念日

時の記念日 6月の有名な記念日と言えば父の日よりも時の記念日を挙げる人が多いかもしれません。 日本政府では一時期この日を祝日へ制定しようと思っていた時期があったようですが、祝日になるほどのインパクトはなく結局流れたとの事です。

ちなみに時の記念日の大正9年に「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と制定されたものですが、それから100年近くたった現在では「日本人は時間に正確すぎる」と欧米諸国から 言われるようになるとは当時の東京天文台も思っていなかった事でしょう。

6月17日:おまわりさんの日

「オマワリ」「マッポ」「サツ」言い方ひとつでその人の人となりが分かる「おまわりさん」の表現。 もちろん、現在は「おまわりさん」が差別用語だとかなんとかで全て「警察官」と呼ばれるようになってしまい ましたが、この「おまわりさん」が誕生したのが明治7年6月17日でした。

この日に導入された「巡査制度」と共に「交番制度」も誕生しましたが、まだまだ江戸時代の名残が残りまくりの 明治はじめでは交番の建物は整備されず、お巡りさんは青空の元で町の警護に励んだとの事です。

6月24日:ドレミの日

イタリアのグイード・ダレッツオさんという僧侶が唱歌隊を指導する傍らどんな楽曲を表記する場合にも標準的に使える記譜法を説明した実践的なテキストを作りました。 これを「アンティフォナリウム序説」と言われ、まあ要するにそれが今で言う「ドレミ」の音の元になりました。

この人がいなければ「ドレミファソラシド」の音階はこの世になかったかもしれませんし、音楽はもっと複雑でややこしいものだったかもしれません。

6月29日:星の王子様記念日 1900年(明治33年)

星の王子さまの作者で知られるアントワーヌ・サンテグジュペリがフランスのリヨンに生まれました。

星の王子さまは世界中で愛されている児童文学というのは皆さんご存知ですね。 飛行士でもあったサンテクジュペリがリビア砂漠に不時着した経験が「星の王子さま」が誕生するきっかけとなったそうです。 ちなみに星の王子さまがその昔アニメ化されていましたが、あまりにマイナー路線な故かOP曲をカラオケで歌うと相当マニアックな人と認定されますのでご注意を。

と言うわけで、祝日がない6月でも楽しい記念日はいろいろありましたね。最後にこれだけは忘れないで欲しい日が「父の日」です。

父の日は母の日に比べて忘れられる確率が高い気の毒な日ですので、 6月の第三日曜日は「父の日」!「父の日」は第三土曜日!としっかり心に刻んで、 日ごろお世話になっているお父さんやお父さん的存在に感謝を忘れないようにしましょう!!