亀戸天神社の鷽替え神事(うそ替え神事)2016。時間と日程の他、散策コースもご紹介!

こんにちは。旅を愛するオコシです。

読者の皆さんは、もう初詣に出かけられましたか?

ぼくは、取材も兼ねて、新年に亀戸天神社へお参りしてきました。

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ここでは、初詣の賑わいから息つく間もなく、1月下旬に一風変わったビッグイベントが行われます。

今回ご紹介する「鷽替え神事」(以下:うそ替え神事)です。

3万人が訪れるビッグイベント「うそ替え神事」とは? 

「鷽(うそ)」とは「うそを付く」の「うそ」ではありません。うそ鳥は、実在する美しい小鳥。広辞苑によれば、日本では主に本州中部以北で繁殖し、冬になると暖かい地方へ渡るそうです。

日本野鳥の会京都支部HPより

幸運を招く鳥とされており、江戸時代から、庶民の間では、木彫りのうそが幸運のアイテムでした。木彫りのうそを交換したり、新しくすることで、起こってしまった悪いことが「うそ」になり、新年を幸せに過ごせると言われていました。

昔の人は、気の利いたシャレで遊んでいたのですね。

亀戸天神のうそ替え神事は、江戸時代の文政3年(1820)に始まったそうです。現在、神事の日に新しい木彫りのうそを買い求めることができます。

「今までの悪いことを“うそ”にして、吉事に取り(鳥)替えよう」(今迄のあしきもうそとなり吉にとりかえん)というお守り。1月24・25日に現地へ行かなければ手に入らない貴重な品です。予約も、取り置きも、郵送サービスもありません。

亀戸天神のうそ替え神事には、2日間で3万人以上の参拝客が訪れます。木彫りのうそも、約3万体が用意されているそうです。いまごろ、きっと神職がヒノキを彫って、一体ずつ手作りしています。

朝8時30分から配り始めて、夕方までに当日分が完売してしまうこともあります。全部で11のサイズがあり、値段は小さなもので500円、高さ21cmの最大サイズは7000円。大きいものから売れていくことが多いそうです。

うそ替え神事の由来。天神様との深い関わりがあるんです

では、なぜ天神様で行われるのか?

「鷽」と「學(がく。学の旧字体)」の字が似ているので、学問の神様である天神様と縁があるとか。また、天神様(菅原道真公)が眠る太宰府天満宮のお祭りの際、人々が大量の害虫で困っていたところ、鷽が駆除してくれたとの言い伝えも。

 

なお、東京では文京区の湯島天神でも、1月25日にうそ替え神事が行われます。亀戸天神社と同じように、木彫りのうそを授与してもらえます(大700円、小500円)。

初天神祭の里神楽! 屋台も出て大盛況 

25日は天神様がお生まれになり、亡くなった日でもあります。1月25日は「初天神祭」の祭事もあり、境内の神楽殿で里神楽、葛西囃子(東京都無形文化財)が奉納されます。

境内には屋台スペースも。うそ替え神事&初天神祭の日には、大変な賑わいが予想されます。

お守りにも「うそ」

亀戸天神では、お守りなどうそ鳥にちなんだ授与品を購入できます。

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600~700円と値段は手頃。かわいらしいですね。

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「鷽ストラップ」700円を購入しました。小さなうそ鳥がかわいらしいですね。

花の天神様

亀戸天神で有名なのが「梅」と「藤」の花です。季節になると、鮮やかな花が、池や朱色の太鼓橋が美しい境内を彩ります。

梅の見頃は2月中旬~。しかし、暖冬の影響でしょうか、1月13日に伺った際は、すでにかわいい梅の花が開いていました。

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うそ替え神事の日には、もう少し花開いていることでしょう。

藤の最盛期は4月下旬~5月上旬。15の藤棚に100株が咲き誇ります。

スケジュール、アクセスなど

亀戸天神のうそ替え神事は下記の通り開催されます。

日程

平成28年1月24日(日)・25日(月)

時間

両日とも午前8時30分より

場所・住所

亀戸天神社
〒136-0071 東京都江東区亀戸3ー6-1
JR・東武線亀戸駅から徒歩15分
JR・東京メトロ錦糸町駅から徒歩15分

TEL:03-3681-0010
FAX:03-3638-0025
MAIL:kameidotenjinsha25@almond.ocn.ne.jp

木彫りのうその値段

500円~7000円

参拝前後の散策は東京スカイツリーへ!

亀戸天神社へ行くには、上記のように亀戸駅か錦糸町駅が便利。

けれど、ぼくは行き帰りどちらかだけでも、押上駅の利用をおすすめします。徒歩20分程度ですから、さほど時間は変わりません。

スカイツリーのお膝元から、墨田、江東の下町を散策し、天神様へお参りするルートです(または、その反対)。

 

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東京スカイツリータウン直結の押上駅。小さな旅のスタートです。

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ユニークな小さなお店が並ぶソラマチ商店街。

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東京スカイツリーを間近から。634mを見上げると首が痛くなります。

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下町の渋い小道を歩いていきます。

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西十間橋から「逆さスカイツリー」。一時は名物スポットになりましたが、いまなら空いていて、写真も取り放題!

東京スカイツリーがあるのは墨田区。亀戸天神社のある江東区までは徒歩10分です。

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通称「萩寺」と呼ばれる龍眼寺。ちょっとした庭園もあって、情緒のあるお寺です。

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七福神のひとり布袋尊がまつられているお堂。中をのぞくと、立派な布袋様の木像が見えます。

ちなみに、亀戸は七福神めぐりでも遊べます。7人の神様、それぞれをまつったお寺や神社にお参りすると、7つの災いが去り、7つの福が訪れるとか。

布袋尊(清簾度量)……龍眼寺 / 亀戸3-34-2
寿老人(延命長寿)……常光寺 / 亀戸4-48-3
弁財天(芸道富裕)……東覚寺 / 亀戸4-24-1
恵比寿神(愛敬富財)…香取神社 / 亀戸3-57-22
大黒神(有富蓄財)……香取神社 / 亀戸3-57-22
毘沙門天(勇気授福)…普門院 / 亀戸3-43-3
福禄寿(人望福徳)……天祖神社 / 亀戸3-38-35

また、亀戸に行ったらぜひ寄りたいのが、天神様から歩いて5分の船橋屋さん。

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文化2年(1805年)創業という、くず餅の名店。お店の方がみな美人さんで、感じもよく、混雑覚悟で体験するのも一興です。

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まさに王道のくず餅(540円)。黒蜜が甘すぎず、のどごしがよいので、何個でもいけそうです。

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亀戸天神の境内から。さきほど通ってきた東京スカイツリーを望みます。